- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812475607
感想・レビュー・書評
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ひゃァ~!こ、こわい。
ホラー大好きですが、BLでこんなこぎれいなエログロ見せられても私ついていけません…
表題作、こぎれいで映画のワンシーンのような奥深さがあって印象的でした。女の子目線も新鮮。なのにキャラ全員病んでる感は否めない。
「当然の結末」は、結婚寸前ノンケに一晩の思い出をお願いする会社の同僚ゲイ。タイトルどおりの結末でした。
「十三夜幻灯」は、あの世とこの世の境目に、着物姿できれいなロン毛のお兄さん、と思ったらドン引きました。醸し出してるムードはいいかんじだから、よけいに。
もっとドン引きだったのはその次の話。緊縛好きだし、物語オチかなと思ったら、もっとすごいオチが待機していてこれには完敗です。面白かったけど、恐すぎ。
スプラッターネタは、ホラー小説のくくりなら大好物なんだけど、BLに愛と夢を求めている時に出くわすとおののく…
その分、「夢のあとさき」と「手のひらの上」では、ものすごくなごませていただきました。短編の並び順が大正解。
ブラックでシニカルな作品でも、この2作は笑えるのが良心的。
短編集なんで、どれも結末が物足りなく思えたりするのは欲が深いんでしょうか。バッドエンドはあまり好きじゃないし。
でもでも、あとがき+作品解説が非常に楽しいです。これ読むと二度おいしいです。
★の数はエロシーンよりもグロさがまさっていたせい以外のなにものでもありません。かなり個人事情的な評価。 -
ひさしぶりに怖い。とくに三途の川のお話が。
ギャグもあるので盛りだくさんな感じでした。 -
ひー相変わらず!でも面白かった!BLでは全然ないけど。帯にBLの枠を超えて、て書いてあって、もうそう言うしかないよね(笑)これは他では出せないだろなー。出せるとしたらレディコミか?ホラーもあるよ☆
表題作は花盛りの庭を髣髴と。こういうどろどろ描かせたらさすが国枝さんだなぁという感じ。最後の選択とか。BLの表題作なのに1番レディコミぽい。女の子視点だけど全く抵抗はないです。変にでばらないし。
その次のは超短編の唯一BLかな。でもバドエンの王道展開。さらりと切ないわ!
そしてホラー。もう超絶怖かったです。あのシーン。泣くかと思った!涙目!夢に出そうだよ…。永劫の愛への皮肉も入ってるのかな。
次もある意味ホラー。切ない怖い監禁物で鍵飲むんだろうな、とその後の展開も読めて、超スプラッタな重いオチかと思いきや小説オチか!珍しい、ほっ。としたのも束の間。やっぱり国枝さんだった(笑)一体どういう結末を迎えるのか…。
次もこのまま重いかと思ったら唯一ギャグだった。多分。
そんで最後!これ収録されてるて知らずに買ったけど、買って良かったー!萌えは一切ない国枝さんで唯一萌えまくった耳たぶの理由。の番外編。雑誌で読んでて、収録されるの待ってました。買い逃さなくて良かった。
ちなみにこの本も例に漏れず萌えはない(笑)話は面白い。萌え求めて読んでないから満足だけど、BL読みたい人には勧めません。 -
面白かった。全部オススメの短篇集ってなかなかない。 ご本人もおっしゃってますがシリアスとギャグの落差が…今回は比較的シリアス寄りですね。エロそのものは少ないけど、背徳的な話が多くて素敵でした。ややグロあり。
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この方の作品は初めて。
濃~い表題作にギャグにホラー・ミステリィー、短編集ながら読み応え充分。
他の作品も読んでみよう…と思います。 -
表題作がとても良い。あと国枝さんらしいグロの表現。グロってほどではないのかもしれないけどホラーw本当ビビるシーン多々あり。最後に耳たぶのカップルが出演しててそこだけほのぼのーとした作風だったかなぁ。変わらずのシリアス+コメディの長。