- Amazon.co.jp ・本 (538ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812490136
感想・レビュー・書評
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中編3本…だけど、それぞれ膨らませて1冊ずつにもなりそうな気もする。
表題作、ヒロインが襲撃犯を元婚約者と決め付けてるわりに思い込みで濡れ衣って、さすがにかわいそうじゃないか(笑)
あと個々の話の前の「主な登場人物」はわかるんだが、カバー袖に表題作のだけ入れるならいっそ無くてもいいのではないか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3作目の女性と女性の交わりが必要だったのかと懐疑的(._.)
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中編三編収録。エマ・ワイルズは短編集だと今ひとつ感があるが、中編以上だと読める。作者自身長い話の方が得意と感じているか否かは分からないが。
ただ、二作目の当て馬女の設定がおかしくないか? と思った。未婚なのに男性関係があれだと、評判を落としてもおかしくないのだが。 -
『不適切な…』伯爵令嬢ヘレン・リッチモンドが意にそまぬ婚約から逃れるために純潔を失う相手として、ウェイド・ウォリックを誘惑して…。ウェイドの双子の兄達が素敵、スピンオフは無いの?
『真夜中の…』怪しげな行動のせいで密輸の疑いをかけられたジェシカ・フェアマンと、助けようと結婚する隣人の放蕩者デクラン伯爵、トレントン・ワイアット。
『たぐいまれなる…』伯爵未亡人ララ・ムーアをフランスでのスパイ行為からの逮捕から守るため、ルーセル伯爵、アントン・ガルサンが愛人として…。同性愛有り、一番セクシーな作品。
ハズレ無しでどの作品も楽しくサクッと読めた。