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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812495254
作品紹介・あらすじ
教科書はなつかしい名作小説の宝庫。「ああ、なるほど。そういう作品だったんだ」…大人だからこそ、さらに深い味わいが楽しめる名作の数々を再読してみませんか。『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)の根本浩先生が伝授!「超あらすじ」&「短編全文」で分かる名著17編。
感想・レビュー・書評
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教科書に載っていた文学作品。
当時は何気なく読んで、テストのために内容を押さえていただけでしたが、大人になった今読んでみると、より深く読めることがわかります。
どんな風に読めるのかというと、例を挙げてみます。
「人間にとって進歩的、発展的な物事を成し遂げるためには、必然的にエゴイスティックな『罪』を犯さなければならないという、避けることのできない業。」(p.20)
これは、夏目漱石著「こころ」の主題だそうです。
確かに最初読んだ当初は、重いな、と思ったものでしたが、
ここまで深くは読めませんでした。
Kの死はこんなにも深いものだったんですね。
大人になってやっと理解できました。
(著者よりは理解できていませんでしたが。)
当時の教科書を既に処分してしまったことが残念ですが、本書に載っていない他の作品も読み直したいです。
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