大人のためのビジュアル古事記 エロティックで残酷な日本神話 (SBビジュアル新書)

著者 : 大角修

• SBクリエイティブ (2019年2月6日発売)

作品紹介・あらすじ

《日本》はここからはじまった――。

世界の創生から、神々の活躍、そして天皇家と大和朝廷のルーツを描く、ダイナミックな歴史書――古事記。難解な名前や複雑な系図から、ともすると敬遠される傾向にあるが、じっくり読み解くと、そこには驚くほど豊穣な世界が広がっている。激しい嫉妬、容赦のない惨殺、許されない恋、熾烈をきわめる復讐劇、そして、みずみずしくあけすけな性愛・・・・・。淫らで残酷な物語の向こうに隠されたメッセージとは何か？ 「大人」になった今だからこそ楽しめる、奥の深い『古事記』ガイド。

感想・レビュー・書評

[みースタイルさんの感想 · 2020年11月21日]

挿絵は素敵でした！
下巻の天皇についても結構解説はあるけど、他の古事記入門書で十分。もっと大人向けな解説を期待してたのに、特徴のない本だった。

[Shiro Joeさんの感想 · 2020年10月4日]

取り立ててエロティックでも残酷でもなかった。
神々の相関関係も理解しやすくていい。

著者プロフィール

1949年、兵庫県姫路市夢前町生まれ。東北大学文学部宗教学科卒。宮沢賢治研究会『賢治研究』編集委員（2023年から編集長）著書は『宮沢賢治の誕生』（中央公論新社）、『イーハトーブ悪人列伝』（勉誠出版社）、『全品現代語訳　法華経』（角川ソフィア文庫）、『日本史年表』（朝日新聞出版）など多数

「2023年 『猫と笑いに銀河 宮沢賢治ユーモア童話選』 で使われていた紹介文から引用しています。」