ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815604240

作品紹介・あらすじ

東洋経済オンラインの人気連載
「おとなたちには、わからない。」書籍化企画!!

離婚家庭、同性カップル、非配偶者間人工授精(AID)など生殖医療で生まれた子……。
現代の家族の形は「多様化」しています。
父親と母親と子どもの組み合わせが「ふつう」だった時代は終わり。
では、それで生まれ育った子どもの気持ちはどうでしょうか?
本企画は両親の離婚、LGBT、虐待など
なかなか他人に話せないけれど、意外と当事者の多い問題について
かつての子どもだった当事者に取材をし、具体的な事例を紹介する一冊。

感想・レビュー・書評

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  • ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない。大塚玲子先生。定型家族、ふつうの家、そんな枠組みは現代社会に合っていません。配偶者間人工授精、非配偶者間人工授精、夫婦別姓、シングルマザーやシングルファーザー、養子縁組、精神疾患や虐待、LGBTなんていまや定形外でもなんでもなくて普通のこと。夫婦別姓や非婚家族のような定形外家族やふつうの家という言葉自体が早くなくなる社会になるべきです。

  • 両親がいて血のつながった子供がいる。
    それが「普通」というのなら、それ以外の形は間違いなのか。
    様々な家庭環境の中で育った子供側のインタビュー。
    大人の事情で生活が変わるなら、きちんと説明して欲しかった。多くの子供はそれがしこりとなる。
    幸福や不幸は自分が決めるので、可哀想と決めつけないで欲しいと言う。
    大人になった当事者たちの言葉たち。

  • 子どもにとってほしかったのは説明と責任がないことの確認。確かに。家族の形の多様化を認めることは認めにくいものを正しくないものにしないこと、が平気かどうか。

  • 家族のかたちに定形とか本来はないはず
    周りが決めつけるかわいそうに当てはめて本人たちを苦しませてるのは社会では
    離婚や親と血が繋がっていないこと後で知らされた子どもやら、みんながちゃんとそのときに説明してくれればと口を揃えて言うのも切ない。ただ言えばいいってもんでもなく、言い方も大事だろうと思うが。
    親が他方の親のことを悪く言うのは子どもに聞かせるべきじゃない。
    牧師さんの家の、信仰を自分で選ぶこと
    宗教信仰で前向きだったお母さんと、個性的な父親、家族でもお互い干渉しすぎず好きにやること大切にしてるとこ
    相手を尊重し、自分のことは自分でする
    沈没家族、連れ親の話も気になった。
    高橋ライチさん、島田彩さん

    子供は特に母親の考えを内面化する
    →親はもしかしたら子どもが親の考えを汲み取っているだけでは?という疑問を持つよう意識するべき

  • 「家族の形を考えたことありますか?」

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=B19947

  • いろいろな方がいるんだなぁ。それ以上に感じられることがなかった。

  • 【新着図書ピックアップ!】「ふつうの家族」って何?お父さん、お母さんがいて子供たちのいる家族?
    「定形外」の「ふつうの家族」じゃなくてもいいじゃない!
    いわゆる「ふつう」とは違った家族で育った子供たちが何を感じて生きてきたのか。いろんな「家族」が書かれています。

  • 2020.07.14

  • 「ふつう」の家族とはどんな家族?シングル、養子縁組、LGBT、夫婦別姓、それぞれの家庭において事情があり形がある。何気なく使われている「ふつう」の家族という言葉に苦しんでいる人々がいるという事を再認識しました。

    https://opac.shodai.ac.jp/opac/search?q=%E3%83%AB%E3%83%9D+%E5%AE%9A%E5%BD%A2%E5%A4%96%E5%AE%B6%E6%97%8F

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著者プロフィール

編集者&ライター。おもなテーマは「PTA」(保護者組織)と「いろんなかたちの家族」。ウェブ媒体や雑誌にPTA関連記事を多数執筆。著書に『PTAをけっこうラクにたのしくする本』『PTAがやっぱりコワい人のための本』『オトナ婚です、わたしたち』などがある。

「2018年 『子どもの人権をまもるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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