近代世界システムII―重商主義と「ヨーロッパ世界経済」の凝集 1600-1750―

著者 : I・ウォーラーステイン 川北稔

• 名古屋大学出版会 (2013年10月15日発売)

作品紹介・あらすじ

収縮する「世界経済」のなかから勃興を果たしたオランダとその覇権に挑戦する英仏の抗争をダイナミックに描き出し、ひとつのシステムとしての資本主義的世界経済の全貌を捉えて、新しい世界史への扉を開く。現代の古典となった記念碑的著作の第2巻。

感想・レビュー・書評

[Soma Oishi (大石宗磨）さんの感想 · 2020年9月27日]

近代世界システムII―重商主義と「ヨーロッパ世界経済」の凝集 1600-1750―
(和書)2014年03月09日 15:06
I. ウォーラーステイン 名古屋大学出版会 2013年10月10日


注解も多く本文にも参照されている資料が膨大で最後の方はお経を視聴している気分になってきた。

しかし読後感は悪くない。

なんだかこの本を読んで確かな影響を自分自身が受けている感覚がある。今まで手の届かなかった部分に自分自身による思考が可能になる感覚があるのだ。

読むのはなかなか大変だったが有益な読書になることは間違いがない。?・?巻も読み切ってみるかな。

[fudaidsecさんの感想 · 2013年11月6日]

332.3||W15||2