量子力学10講

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  • 名古屋大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815810498

作品紹介・あらすじ

肝心な筋道だけをコンパクトにまとめた、待望の教科書。古典力学との対応にこだわることなく、量子力学をそれ自身で完結したものとして捉え、確率振幅からエンタングルメントや調和振動子まで、明快に記述。線形代数がわかれば、量子力学もわかる!

感想・レビュー・書評

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  • ブラケット記法を用いた量子力学の入門書であり,数学において線形代数からヒルベルト空間へと一般化する訓練にもなる。

  • ブラケットによる量子力学の骨組みがわかる。ヒルベルト空間の足がかりになる。微分積分による量子力学の演習を水素原、調和振動子、摂動などやってからこれを読んでサクライに行くのが結局、広い理解に一番早かったかも

  • なんとか読み終わった。
    一応この本の前に軽くシュレディンガー方程式を解く(摂動論とかはやってた)が、代数的なアプローチは学んだことがなかったのでとてもタメになった。線形代数すごい

  • 請求記号 421.3/Ta 88

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著者プロフィール

1967年、名古屋市に生まれる。1990年、名古屋大学工学部卒業。1995年、名古屋大学大学院理学研究科博士課程修了、博士(理学)。日本学術振興会特別研究員(東京大学)、京都大学助手・講師、大阪市立大学助教授、京都大学准教授を経て、現在、名古屋大学大学院情報学研究科教授。専門、理論物理、主に量子論、力学系理論、応用微分幾何。著書『幾何学から物理学へ――物理を圏論・微分幾何の言葉で語ろう』(サイエンス社、2019年)、『理工系のためのトポロジー・圏論・微分幾何――双対性の視点から』(サイエンス社、2006年)、『ゼロから学ぶ数学・物理の方程式』(講談社、2005年)他

「2021年 『量子力学10講』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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