記憶力: 図解雑学 絵と文章でわかりやすい!

著者 :
  • ナツメ社
2.91
  • (0)
  • (1)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816334962

作品紹介・あらすじ

本書は、私たちの実体験・脳とニューロン・遺伝子とタンパク質の3つのレベルから、記憶のしくみをわかりやすく解説。さらに記憶力をのばすための知恵も紹介する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • このシリーズは全てそうだが、図鑑のように網羅的に載っている。
    また、専門用語が多い読みにくい
    ただし、図が多いので、そちらはわかりやすい。

  • 記憶力は歳をとるとともに劣れて行くモノと思い込んでいたが、鍛えればいつまでも鍛えられるモノではないかと感じた。

  • 中盤以降ちょっと眠くなる。

  •  「記憶」を通して見る脳や遺伝子の世界。
     第1章、第2章は記憶や脳についての大まかな話が分かりやすく書かれており、いかに脳が不思議な働きをするかという点がとても面白く読める。前頭前野を損傷した人はどうなるのか、とか脳手術で性指向を転換させようとしたなんて話は怖いけど興味深い。第3章から第5章までは文系にとってはとっつきにくい「Lグルタミン受容体」とか「カルシウムイオン」とか、説明を見てもピンとこないので斜め読みしてしまった。ところでp.104の「おばあさん細胞仮説」の批判のところで「有限個の細胞で無限の対象を認識する」というのはまるで言語の仕組みみたい(有限個の音素で無限の文を…)だし、p.112の赤ピーマンの認識で出てくる個々のニューロンは意味素性に分ける成分分析の話みたいで、個々のニューロンが何に反応しているのか具体的に全部分ければ何か言語学の研究にとってもおもしろいものになるのではないかとか思った。(08/10/23)

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

情報通信研究機構未来ICT研究所室長、東北大学名誉教授、理学博士。1954年 東京都生まれ。東京農工大学大学院農学系研究科修士課程修了。三菱化学生命科学研究所研究員・室長、科学技術振興事業団 山元行動進化プロジェクト総括責任者、早稲田大学教授、東北大学教授などを歴任。

「2012年 『遺伝子と性行動 性差の生物学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山元大輔の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×