図解 やさしくわかる統合失調症

著者 : 功刀浩

• ナツメ社 (2012年7月21日発売)

感想・レビュー・書評

[摂南大学図書館枚方分館さんの感想 · 2016年7月29日]

配置場所：摂枚普通図書
請求記号：493.763||K
資料ID：51500356

目に見えない精神症状をわかりやすく図解されている
(看護学部推薦)

[utano.さんの感想 · 2012年8月29日]

けっこう統合失調症の本を斜め読みしてきたが、この本はかなり丁寧に書かれている。症状の細かな記述や病識の社会的推移などはもちろん、最新の光トポグラフィー検査に関しては、うつや双極性のどの本より解りやすく解説。私が一番良いと思ったのが、社会でともに暮らすための記述。不安を抱える患者本人や、ご家族をはじめとした周囲の皆が、希望を持って回復に取り組めるような内容となっていると思う。この本が、スティグマをなくす架け橋となりますことを。

著者プロフィール

帝京大学医学部精神神経科学講座主任教授
1986年 東京大学医学部卒業
うつ病、躁うつ病、統合失調症に関する先端的脳科学検査と栄養学的検査に基づいて診断・治療を行う、日本の精神医学研究をリードする医師・研究者のひとり。

「2023年 『薬だけに頼らずうつがみるみる遠ざかる食べ方大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」