正しく理想的な姿勢を取り戻す 姿勢の教科書

著者 :
  • ナツメ社
3.24
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本棚登録 : 223
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816359255

作品紹介・あらすじ

「肩こり、腰痛、膝痛など症状改善」「正しい運動パフォーマンスの獲得」「スタイルの悩みの解消」につながる。理学療法士、医療・介護従事者、トレーナー、医療系学生、スポーツ選手必読!理想姿勢のアライメント、姿勢調整に関わる骨格・筋の働き、不良姿勢の原因と修正方法がやさしくわかる!

感想・レビュー・書評

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  • 図解が多いが、残念ながら分かりにくい。
    理想的な姿勢に対して自らの問題点が確認できるようになっているが、こちらは最初からストレートネックとか猫背とか気になるポイントがハッキリしていたので(それと面倒臭がりで)、その確認はしなかった。その確認結果に適した処方箋が多様に示される仕立てだ。

    で、もう一つ残念なのが、多様な姿勢の問題点に対して、自らが当てはまらなければ、ほとんどのページが無用になってしまう事。尚、ストレートネックについては、「首の後ろをタオルで前に引く」的な図解が後半に少しあるのみで、結局カバー範囲が広すぎて肝心な知りたい部分は薄い。

    猫背に関しても、胸椎後弯と専門用語で解説されるが、結局は、胸椎進展や広背筋ストレッチが対処策。恐らく、自分のために読むのではなく、専門家や他者に助言や施術を提供する人向けの本だったのだろう。


  • 他の書のレビューにも書いたが、身体の不調を自分自身である程度克服したい!と思っている
    そのためにはまずは姿勢がとても大切だと実感
    (だってトレーニングやメンテナンスの時間より、日常生活のが圧倒的に時間が長いんだもの)
    そう思って気になっていたこちらを図書館でお借りしてみたのだが、いやいやかなり専門的過ぎて私にはまだ早過ぎました…
    こういう本は手元においてじっくり読んだり、事あるごとに確認する辞書あるいは参考書的な本であった
    もう少し知識が増えてからのが良かったかも…
    しかしながら非常に丁寧で不調のためにどうしたらよいかのエクササイズもあり、とても中身の濃い有益な書である

    全部をじっくり把握するには知識不足のため、参考になったところを抜粋

    ■姿勢は全身のつながり、そのため例えば膝が痛いから膝だけを治療してもダメ(本当にそうです!意外なところが意外な場所につながっている)

    ■長時間同じ姿勢というのは、筋肉が動かないまま力が入っている静止性収縮を強いられ、筋疲労が生じる
    頻繁に姿勢を変えることが大切(よく30分おきに席を立てというもんね)

    ■良い姿勢は、消費エネルギーを最小に抑える
     →循環器、呼吸器、消化器の過剰負担を減らせる(凄く大切な部分)

    ■硬くなった、あるいは収縮した筋の治療法
     →温熱療法、マッサージ、ストレッチング

    ■ストレッチング→60秒を反復する周期が最適
    (いままで短すぎたかも もう少しじっくり丁寧にやってみよう)

    ■拮抗している筋も意識する
     例)ハムストリングス⇔大腿四頭筋
     (これは難しい 知っていくと役に立つのでこれから勉強していきたい)

    ■横隔膜をしっかり意識した腹式呼吸が大事(仰向けで意識して行うと良い)
     特に腰椎や骨盤の安定化に必要なコア筋のエクササイズは腹式呼吸が最適

    ■骨盤底筋
     膀胱、直腸、子宮などを支える筋肉群
     年齢とともにとても大事 尿洩れ予防に役立つ(悲しい現実も受け入れて早目の準備)

    ■歩き方 
     足を前に振り出すときは大殿筋にキュッと力を入れる(地面を押して蹴るイメージ)
    そして足を着くのは踵から(いかにヒールが良くないかわかる ヒールだとこの歩き方は出来ず、太ももの前面部ばかり使って足が太くなるのだ)


    解剖学も取り入れられ、図解も多く本当に素晴らしいのだが、残念ながらこの書の良さはこれ以上今のわたくしの力量では伝えられません…

  • 数年前に著者の筋膜リリースの勉強会に参加させて頂いた事をきっかけに、姿勢に興味を持ちこの本を購入。

    私はPTであり、今まで解剖学や運動学について触れてきた自分にとっては分かり易く、姿勢についてしっかりまとまった一冊だと思いました。

    他の方の感想にもありましたが、一般の方が姿勢について学ぶ最初の本としては難解かなと思います。

    自分も猫背姿勢であり、働く中でも不良姿勢の患者様とはよく出会います。繰り返し学習して自分の姿勢改善や治療に活かして行きたいと思いました。 

  • チェックする方法が欲しかった。
    足首まわりや膝といった関節へのアプローチが欲しい。

  • コア筋

  • イラスト入りで説明はわかりやすいつくりとなっている。多分良い本なのだろうが、内容自体がかなり専門的。既にある程度学んだ人以外だととっつきにくい感じがする。

    初学者であれば、もっと簡略な内容の本から読んだ方がいいと思う。

  • ストレッチの参考書として購入。教科書とあるとおり、ただhow toが書かれているだけではなく、理屈が丁寧に書かれている。難しい用語も使っていない。そのため、他の入門書よりも納得感を得つつ、ストレッチを行うことができる。

  • 姿勢のことをここまで研究しているのか!少なからず感銘を受ける。セラピストにとっての教科書なのであろうが、一般の人にもわかるようにわかりやすい説明がされている。

  • 専門的で内容は難しいがそ他の入門的な本では分からなかった事が解決できる。

  • 専門的で難解な内容

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著者プロフィール

(たけい・ひとし)医学博士・理学療法士 首都大学東京教授。筋膜リリース、筋膜マニピュレーションの日本第一人者。現在、首都大学東京にて学生指導の傍ら、整形外科クリニックで解剖学に基づいた臨床にもとり組む。『正しく理想的な姿勢を取り戻す教科書』(ナツメ社)『肩こりの9割は自分で治せる」(イースト・プレス)など著書75冊以上。さらに「世界一受けたい授業」「きょうの健康」など175本以上のテレビ出演や多数の雑誌にも取り上げられている。

「2022年 『疲れとり手首ウォーマー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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