シュラクサイの誘惑: 現代思想にみる無謀な精神

  • 日本経済評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784818818002

作品紹介・あらすじ

哲学者はなぜかくも政治に惹かれるのか。ハイデガーやアーレント、ベンヤミン、フーコー、デリダら、現代思想のスターたちの「失敗」から解き明かす、ユニークな政治哲学入門。

感想・レビュー・書評

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  • 知識人の政治的アンガージュマンについて書かれた本。掛け値なしの傑作です。
    一読では理解できなかったので再読する予定。ハイデガーは名声とは裏腹に酷い俗物だし、シュミットは戦後になっても一切自分のナチスへの加担を反省しないガチの反ユダヤ主義者だし、デリダはただの不誠実なレトリック野郎といろいろと知識人の酷い面が見れておもしろかった。

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著者プロフィール

コロンビア大学教授。1956年、ミシガン州デトロイト生まれ。ネオコン系の「パブリック・インタレスト」誌、元編集委員。専門は政治哲学、政治神学。哲学あるいは宗教と政治権力の行使の関係を大きなテーマとして研究している。New York TimesやNew York Review of Booksなどに寄稿。著書に、『シュラクサイの誘惑』(日本経済評論社、2005)、『神と国家の政治哲学』(NTT出版、2011)など。

「2017年 『難破する精神 世界はなぜ反動化するのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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