仕事が速い人の文章術 ムダなくしっかり書くための40のコツ
- 日本能率協会マネジメントセンター (2011年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820718161
感想・レビュー・書評
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とにかく書いてから削る考え方はよかった。
文章の書き方の本ではなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一つの文書に、三つの驚きを入れるとろが新鮮だった。「へーほーはーの法則」は初めて知った。
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以下の内容については意識して実践したい。
・自分が間違えやすいもの、ポイント一覧を作ってチェックシートとして活用する
・どこまで言葉が削れるかがメッセージを先鋭化するコツ
・選択肢の鉄則:「割り切って非常識なA案、まともなB案、全く違うポイントを重視したC案」
・進捗がなくても進捗を報告する。「あれどうなったと上司、クライアントに言わせるのはタブー」
・電話は相手の時間を奪う。だからこそ、メールでなく電話をする時は重要な内容という認識と嫌がられてもその用件を進めると言った気概が必要。 -
相手の行動を意識して書く。
これは当然の事ながら、それでもやっぱり、知って欲しいという自分の思いが先走った内容になってしまうことがよくある。
日に何通のメールやりとりがあるかというとある調査によると、送信は平均9.8通、受信はCCも入れて平均66.9通、とのこと。
そんなだから、自分のメールは読まれなくて当然である事を前提とし、無駄なの無い文章で相手に期待した行動を取らせるために、適した文章を書く必要がある。
その他、単に書くだけでなく、仕事をするうえで役立つ内容も各所にちりばめられています。
進捗がなくても報告する
指示を受けるときに期待値をコントロールする
強い思いは徹底的に消す
など。
文章術の本だけに、無駄なく読みやすい本です。