- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820804451
感想・レビュー・書評
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17,8歳の女性が読んで楽しめる童話、ということで書かれたもの。きれいな、美しいとかそんな言葉が似合いそうな物語。
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う~ん、児童書のコーナーにあったけど、これ、大人用ですよねぇ??
と、思ってしまう1冊。
未来の月での話。
ショートショートが6つぐらい入って、それぞれが順番にきちんと並べられていて、全部で一つの作品になっているところはさすが。
でも、ここに書かれていることを小学生には理解無理。 -
う〜ん、児童書のコーナーにあったけど、これ、大人用ですよねぇ??
と、思ってしまう1冊。
未来の月での話。
ショートショートが6つぐらい入って、それぞれが順番にきちんと並べられていて、全部で一つの作品になっているところはさすが。
でも、ここに書かれていることを小学生には理解無理。 -
子供の頃、古田足日の本が大好きだった。
この短編集は、彼の作品の中でも特に何度も読み返したものの一つ。
それが、子供に勧めたい児童書の新シリーズに選ばれて再刊行されたらしい。嬉しい。
(作者は違うけれど、やはり大好きだった「夏休みだけ探偵団」も選ばれていて嬉しい)
どの作品も深い余韻を残すのだけれど、子供の私が衝撃を受けて愛したのは「アンドロイド・アキコ」。
今読み返してもこれは見事。
子供の頃は、アキコの愛と悲劇に酔っていたところも多分にあるのだけれど、これは他の物語には書かれていないものがある、と言葉にはならないながらも感じていたように思う。
アキコの悲劇を呼んだのが、制作者の父親のエゴではなく男のエゴであるということ、このやるせなさ。
児童文学のみならず、一般文芸を含めてもこれを書き切った作品はなかなかないと思う。
苦しい話だけれど、男のエゴを父親の愛がくるむ、その結末の後味も悪くない。
また少しの時間を置いて読み返したいと思う。 -
「アンドロイド・アキコ」です。この短編だけ読んでください。
女性の根源的な悲劇が表現されています。 -
「おしいれのぼうけん」の作者が書いた小学生高学年向けSF短編集。
月の町の環境、住人、ロボットが生き生きと書かれています。
楽しいだけではなく、むしろ星新一作品のような展開が多いです。
「西からのぼる太陽」「あくまのしっぱい」「アンドロイド・アキコ」「十二さいではいれる大学」「月の花売りむすめ」「巨大な妖精」収録 -
「おしいれのぼうけん」の古田足日さんの作品。
何年か前に赤木かん子さん編のSFシリーズ(このシリーズもすごく面白い)に「アンドロイドアキコ」がおさめられていたのを思い出してこちらを読んでみました。
子ども向きなのかな?と少し疑問に思うほど雰囲気はロマンチックで大人っぽい。読後の不思議な感覚は何だろう。しんとしていてまるで自分が月の上の町にいるような気分になる。 -
資料番号 : 020211850
請求記号 : Fフルタ