- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822243814
作品紹介・あらすじ
あまりに赤裸々故に誰にも言えなかった、ハーバード大心理学者が解き明かす強迫性妄想の真実。
感想・レビュー・書評
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統合失調症に見られるような「妄想」がテーマなのだと思ったら、強迫神経症、つまり何か良からぬことをやってしまうのではないか、やってしまったのではないか、という思いから逃れられずにいる人たちの治療の話だった。大きく分けて「暴露療法」「認知療法」の2種類の治療法があるそうだが、前者はかえってトラウマにならないだろうか。ぼくがもし強迫神経症になったら、認知療法で治してもらいたい。
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加害恐怖における妄想とエクスポージャー(暴露療法)について。
本書で触れられているのは、最も場違いなときに、最も場違いなことを思い浮かべてしまい、それを「おぞましい想念」として認知してしまう、という点だけで、あまりにピンポイントなところが素晴らしい。
そのほかにPTSD、トゥレット症、内向的性格などなど。
ちょうどトゥレット症について深く知る必要が出てきたタイミングで、加害恐怖との関連でトゥレット症について読めてよかった。 -
内容(「MARC」データベースより)
誰かがこの地球上からいなくなるよう願う想像、幼い子供に暴力を振るいたくなる衝動、老人を虐待する想像…。こんな想像・衝動を抱いたことはありませんか? ハーバード大の心理学者が解き明かす、強迫性妄想の真実。 -
強迫性神経症の本
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内容は
妄想と言っても、統合失調症みたいな妄想じゃなく
強迫性障害の強迫行為のない状態の人が
苦しめられているしつこい想念みたいなのが対象。
これらの事例と、わかりやすい説明と、
治療法なんかが、全て書かれている。