- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822245801
感想・レビュー・書評
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切り口というか視点が違うから興味深かった。
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サイトの連載コラムをまとめたもの。冒頭の「はじめに」が誤植だらけで大丈夫かいなと思ったが、その後も「8年間も続くゼロあるいはゼロに近い超低金利が続いたという事態は」なんて、信じられない悪文に頭がしびれた。著者が書いたデータをそのまま流しているだけなのか知らないが、日経BPは校正というものをしないのか? いい話もあるのだが、ひどく粗い感じがした。
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売却済
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靖国神社や歴史問題のくだりはさすがに感じ入るところがありますが、
ツイッターでの発言と比べるとゆるい印象。まぁ長文連載という性質上、いろいろ推敲もするし当然だと思いますが。 -
日系ビジネスオンラインのコラムを書籍化。
結構コラムで読んでいた話が多かったのですが。
いわゆる「常識」について問いかけている文章が多かったのですが、でも、宋氏の「常識」こそ昔からニホンジンにあったものだと思うのですが、、、 -
宋文洲さんのブログというかメルマガは愛読しているわけですが、日経ビジネスオンラインに連載していたんですね。
切れ味鋭いのは場所を問わないわけで本当に読んでいて面白い。こんなことって言っていいのか?という発言もある意味確信犯的に行なっている気がするんで敵を作りそうなものだけど。
Webだといろいろ難しいものもあるのかもしれないですな。 -
2011/09/09
自宅 -
日本にとっての第三者という立場から、日本を叱咤激励してくれた作品。
常識は常に疑ってかかるべきだと感じた。
いじめの話、高齢化社会の話、日本と中国の話などなど、今の自分には無い着眼点から論じられていて、とても参考になった。 -
引っ掛かりをロジカルかつ注意深く言葉にしていったのが分かり好感を持った。泣けるエピソードでは泣かされた。あれは反則だ。
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ソフトブレーン創業者である著者が、日経ビジネス誌のWEB版、日経オンラインで連載していたコラムをまとめた本。教育・仕事・経済・日本と中国などを取り上げて、傍目(おかめ)から見た八目先を紹介する。
ビジネス本と思いきや、仕事や組織のことだけでなく、いじめやニート・フリーターについての見解も示している。
日本人は「聞く」は得意だが「訊く」のは下手というのは、結構あたっていると思う。講演会の最後にある質疑・応答の時間に誰も質問しなかったら、いつも気まずい空気が流れる。やはり、最初に手を挙げる他の人を待っていたいという人たちがいるのかもしれない。きっと最初に質問するのは、みんなの注目を浴びるので、下手にレベルの低い質問をしたら恥ずかしい、と思うのだろう。著者は、しかし「恥の文化」とは「社会から見て恥ずかしいこと」を意味するのであって、「自分が恥ずかしいと感じる」という意味ではないと言う。今まで日本人は、「恥」の文化に強く影響を受けていると思っていたが、その文化の意味をちゃんと理解していなかったということを、中国人の著者から学ぶとは思わなかった。