- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822247553
感想・レビュー・書評
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いわゆる「失われた10年」に対して、
その道の権威者9名が得意とする視点から、
その要因、これから日本はどうしていくのか、対談形式にて綴る本。
内容が深いため、やや専門的すぎる感は否めず、
恥ずかしい話、専門的な箇所はあまり理解出来なかった。
とは言え、改めて今後のアジアの果たす役割の大きさを感じるとともに、
広い視野を習得するために、様々な分野に関心を持つ必要性を感じる本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「Man is a romantic fool」 by Frank Hyneman Knight,1885.11.7 - 1972.4.15
難しすぎた。前提としている知識の水準が高い。
人間はロマンティックな愚者だということです。 -
経済学者の竹森先生が、建築・医療・経済などの様々な分野のプロ達9人と対談した本です。
対談相手は、、
隈 研吾さん(建築家)
黒田東彦さん(アジア開発銀行総裁)
河北博文さん(河北総合病院理事長)
ジェラルド・カーチスさん(コロンビア大学教授)
竹中平蔵さん(慶応義塾大学教授)
などそうそうたる顔ぶれです。ただ残念だったのが、読んでいて(失礼ながら)「は!?なんでそんなこと聞くの!?、竹森さん勉強不足では??」と思う箇所がいくつかあったので星は3つです。 -
経済学と異なる実体経済に近い分野(医学、建築、政治、金融等)の著名人9名をゲストとして経済学者である著者と対談するという少しユニークな企画。著者が人選をしているので、あまり論点のずれはない。ある程度著者のバイアスのかかった対談と言えるかもしれない。
全体として実態経済のエキスパートの方が説得力のある意見を持っているという印象。故に、それぞれの著書を読んでみたくなった。
2009年8月に出版されたので、リーマンショックに始まるサブプライム問題を殊更大きな経済危機として捉えているが、その後の世界の順調な景気回復傾向を見れば、大恐慌と比較するのは大げさと思うが。。。