ビジネス・フォー・パンクス

制作 : 楠木 建(解説) 
  • 日経BP
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822251703

感想・レビュー・書評

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  • PUNK IPAで有名なブリュードックの創業者がその起業から財務、マーケティング、営業、人事そして経営者のリーダーシップを語ります。
    ビール造りの経営を通してパンクを体現しているのが、その語り口も相まって熱いビートで伝わってくる好著です。
    パンクと言いつつBonJoviなど一般的なロックも多数引用していてロックファンなら思わずニヤリとしながら読めること請け合いです。
    パンクなら信念を曲げるなとBonJoviの「Keep the Faith」を引用してますが、あらためてQueenの「Keep Yourself Alive 」と並ぶ座右の銘にしたくなる良い言葉だと思いました。
    ところで、著者の名前がジェームズ・ワットなのは本名なのだろうか。

  • 事業家・経営者=パンクな生き方をしている。
    イギリスのクラフトビール会社の創業者であるジェームス・ワット氏は上記のような斬新な切り口でビジネス、経営について語っています。
    主体性と当事者意識、これこそパンクの中核を成す価値観であると著者は綴っています。
    その他、経営者にとってなくてはならない価値観などが濃厚に書かれている本作。是非皆さんに読んでいただきたいです。

  • 開始数ページから目が覚める。自分の成し遂げたいことを何より大事にすべきで、それを突き詰めることこそパンク。最近仕事に熱が入らない人、起業を考えてる人におススメです。

  • 読み物として面白い内容はいくつかあったが、実際にどこまで実務に役立つかは不明。

  • この本最高だな。久々に星5つだ。
    図書館で借りて読んだけど、自分でも買おっと。

  • 少なからずマーケティングに関わるものとして、出来ることは全てやって行きたい。
    「すべてがマーケティングだ。内と外を分ける壁はずっと昔に崩れ去った。そうなれば必然的に、会社内部の文化が、外部のブランドイメージとシンクロする。」

    デジタルに引っ張られすぎて、本当にやるべき仕事が全くできていない。「リアクション型ワークフローに没頭すればその分だけ、自分の手でリアクション型ワークフローを生み出すことになる。…未来をつくりたければ、先のことを考えるための時間と場所を作らなければならない」

    MBA型の思考、行動は今の時代に合わなくなっているのかもしれない。「行動は行動から生まれる。動きのないところからは何も生まれない。」

  • ビジネス=堅苦しい

    嘘つけ!

  • イギリスの新興クラフトビールメーカーBrew Dogのオーナーが成功の裏側を語った著書。スタートアップで働く、これから志す人には参考になる内容も多いのでは。
    イギリスらしく会社の精神にパンクを掲げる会社で、本著もパンクを切り口にテンポよく語られており読みやすい。

  • タイトルや装丁は尖っている風情だが、主張は実に基本に忠実で(核心を突いている)。新しく生まれた企業の80%潰れる。罪も勉強せよ。
    キャッシュとキャッシュの管理に全身全霊をかけること。
    死に物狂いで粗利を守れ。客の判断に価格で影響を及ぼそうとしてはいけない。値下げすると、全てを安売りすることになり後戻りできなくなる。

  • Yotsuya

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著者プロフィール

ブリュードッグは2007年、ジェームズ・ワットとマーティン・ディッキーにより設立されると同時にクラフトビール革命を始めた。2人で始めたこの会社は、4大陸にまたがる600人超の従業員を抱える会社に成長し、飲食業界で最も成長の早い会社の一つとなる。事実、サンデータイムズ紙「成長の早い会社リスト」に5年連続で載った唯一の会社である。ビールの品質において国際的な評価を得、世界60カ国に輸出し、成長を続ける50のブリュードッグバーのネットワークを築いている。

「2019年 『クラフトビール フォア ザ ピープル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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