ビジネス・フォー・パンクス

制作 : 楠木 建(解説) 
  • 日経BP
4.05
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822251703

作品紹介・あらすじ

これほど僕の喜びのツボを押しまくりやがってくる本は滅多にない。
――楠木建(解説より)

2007年に約300万円で始めたクラフトビールの会社が、
わずか7年で売上70億円を超える急成長を遂げる。

熱狂的なファンを世界中でどうやって獲得したのか?
どうやってクラウドファンディングで20億円も集めたのか?
スコットランド発祥のBrewDogの奇跡のマーケティングを、創業者本人が語る!

BrewDog(ブリュードッグ)の経営の根幹は、"パンクの哲学"にある。

・始めるのはビジネスじゃない。革命戦争だ
・人の話は聞くな。アドバイスは無視しろ
・事業計画なんか時間の無駄だ
・嫌われ者になれ
・永遠に青二才でいろ
・すべてがマーケティングだ
・顧客ではなく、ファンをつくれ

――著者の熱い言葉に加え、ジョニー・ラモーン、マルコム・マクラーレン、
カート・コバーンら、パンクの伝説をつくった先人たちの言葉も収録。

感想・レビュー・書評

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  • もともとパンク気質ある私がこれ読んで自信つけたらどうするんだ?と心配しながら読んだけど、面白かった。
    財務を重要視して、商品のクオリティにこだわる様子はとても好感。
    事業計画やめちまえとか、人生にはノーと言いたい人ばかりに囲まれるとか、交流イベントは間抜けの集まりだとか、国が変わってもどこも似たような雰囲気なのねとニヤける。
    けど、私が苦手な側の人達もこれ読んだら「そーだそーだ!」と言う書き方してるんだろうとは思う。

  • 面白かった。全てオープンに正直に書いてあるなと思った。また、ファンベースを体現してると思う。
    過激な内容もありつつ、至極まともな内容と思った。
    自分も頑張ろう〜

  • バンクな表現で真面目な話。
    クラフトビールストーリーです。

  • 面白かったけど,翻訳がパンクしてるけど,結構実直というか,成功者のセオリーには共通点があって,意識するとしないに関わらず,抑えるとこは抑えてるんだよなぁ,と言うのが感想.ビジネス書を読めば読むほど,そこにたどり着く.

  • 強い使命感を持ってビジネスを立ち上げたい人と本ブランドのファンが読むと楽しめそうな一冊。
    具体的に役に立つノウハウではなく、マインド論が多い印象。
    ビールを飲める人は遅くとも読後にブリュードッグのビールが欲しくなりそうなので、本と一緒に買っておくとよし。

  • ビジネスのこと、勉強になります。
    「あらゆる資金源を搾り尽くせ。」
    肝に銘じます。

  • 冷静さと情熱と皮肉のバランスが素敵。

  • 数年ぶりの再読。
    改めてとても良い本でした。

    ビジネスの作り方・考え方について、
    そもそも何のための会社を始めるのかについて、
    起業する際に押さえておくべきポイントについて、
    企業文化とは、などなど。
    まさに今の時代、つまり商品が社会に溢れ、世の中が国境を超えて繋がっている時代に起業する方・リーダーとしてやっていく方におすすめの本。

  • 最高に刺激的。でもポイントはきっちりおさえている。
    派手なタイトルだが、プロダクトへの情熱・向き合い方を学べる一冊

  • 【感想】
    無謀とパンクは違う。パンクスを装っても、ビジネスの土台はしっかりしている。ビジネスが安定しているからこそパンクスになれる。

    ・企業文化
    ・核となる商品の質
    ・粗利

    これらのバランスをどうとっていくかが重要。

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著者プロフィール

ブリュードッグは2007年、ジェームズ・ワットとマーティン・ディッキーにより設立されると同時にクラフトビール革命を始めた。2人で始めたこの会社は、4大陸にまたがる600人超の従業員を抱える会社に成長し、飲食業界で最も成長の早い会社の一つとなる。事実、サンデータイムズ紙「成長の早い会社リスト」に5年連続で載った唯一の会社である。ビールの品質において国際的な評価を得、世界60カ国に輸出し、成長を続ける50のブリュードッグバーのネットワークを築いている。

「2019年 『クラフトビール フォア ザ ピープル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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