OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法

制作 : 及川 卓也(解説) 
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822255640

感想・レビュー・書評

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  • OKRのストーリーと解説の本
    ストーリ仕立てのビジネス本は海外が主流かな。イメージしやすくて良い。短いけどもとがシンプルなのでしょうがない

    objective:成し遂げたいこと、 key results:できたか判断するための指標
    達成できない理由①ゴールの優先順位がない②ゴールを伝えてない③プランがない④時間を用意しない⑤再挑戦しない
    難しいが不可能ではないKRを作る

    ①今週の優先事項:やるべき仕事を3,4個
    ②今後4週間:周囲に知らせるべき予定
    ③OKR自信度状況:自信度50%からの変化
    ④健康健全性指標:結果達成の間に守りたいもの

  • OKR = Objective + Key Results
    = 1つの目標 + 3つの主な結果
    P1 やらなければならないこと、P2 やるべきこと
    を、マトリックスの4つの箱に書いていく、シンプルな
    目標管理方法です。

    ・KPI とは、ちがって、目標そのものを管理していることでシンプル、項目数をしぼることで分かりやすく、継続もしやすい。
    ・私感ですが、PDCA でプロセスを重視しているのにたいして、目標に、焦点を当てている点が大きく異なっているとおもいました。
    ・時間がかからないですが、深堀りはむずかしく、別の機会を必要とするので、サマりとしての道具かと。

  • 具体的な進め方になってくると、
    「あー出来るかなあ」と思ってしまったが、
    考え方としては、とても参考になった。
    前半部分が物語仕立てだったのは、
    良かったようなイマイチのような…

  • 会社で取り入れようということで読んだ。

    今までも様々な手法を取り入れようとしてきたが、なかなか継続できていない。ブームのように始めて気が付いたらフェードアウト。この繰り返し。

    このOKRはどうだろうか。
    手法自体が魔法のように効果を出すことはない。いかに自社に定着させ継続させられるかが問題だと思われる。

    書かれていることは当たり前のこと。目標に向かって何をなすべきか。特に目新しいことではない。当たり前のことをやる事がいかに難しいか。

    前向きに取り組んでいこう。

  • 前半はある企業でベンチャー企業を導入した際の様子が小説式で書かれている。
    後半はOKRそのものの解説だ。
    「Measure What Matters」も各企業のOKR例を出してくれていたが、本書は1社のみ。
    しかも架空のベンチャー企業を題材としていた。
    そういう意味では、「Measure What Matters」の方が現実的だし、説得力があった。
    一方で、架空のベンチャー企業の物語は、それはそれでアリかもしれない。
    おそらく数々の企業のエピソードを総合して物語として完結させたのだろう。
    このとあるベンチャー企業の起業の様子が、違和感なく想像できたのだ。
    本当に会社を運営していくのは大変だ。
    そういう意味でサラリーマンというのは、何と楽なことか。(誤解を恐れずに表現してみた)
    経営者というのは、胃がキリキリする思いで、毎日を過ごしているのだろう。
    何でこんな思いしてまで会社経営しなければいけないんだ、と自問自答しながらの日々。
    部下は想像以上にポンコツで、仕事への意欲もない。
    渾身の商品も顧客にはそっぽを向かれ、売上が立つ見通しもない。
    そんな日々から必死で抜け出すために、藁にもすがる思いでOKRという幻想を追い求める。
    そんな頼りないものでもすがってしまうほどに、経営者というのは孤独なのだろうと思う。
    しかし、決してOKRはすべてを解決する魔法の呪文ではない。
    必死に前を向くため。
    ともすれば忘れてしまいがちな理想の形をハッキリとさせるため。
    脇目もふらずに真っ直ぐ進んでいけるように。
    心が折れないように。
    そんな願いが詰まっているのがOKRというものなのだということを、この本書で見ることが出来た。
    だから、OKRをただの制度として取り入れようとは思わない方がいい。
    そこに「思い」が無い限り、OKRは形だけのものになってしまうだろう。
    不思議なもので、企業は生き物である。
    根性論は否定されがちであるが、人間が集まって共同で成し遂げようとしている集団的生き物に、「思い」はものすごく大事ではないだろうか。
    それら「思い」を案外と分かりやすく形にしたのがOKRなのだと思う。
    だからこそ、経営トップがOKRにコミットしなければいけないし、経営トップこそがストレッチな目標を追い求めないといけない。
    サラリーマン社長で、出世が人生のゴールになってしまっている経営者が、果たしてOKRを正しく運営できるだろうか。
    正直難しいと思う。しかしながら、これらストレッチな目標を頑張って追い求めていける企業でないと、今後は絶対に生き残れないだろう。
    これだけの時代の変化が激しい中で、一歩でも二歩でも意地でも前に進んで行ける気持ちがない限りは本当に負けるぞ。
    本書を読んでそう感じてしまった。
    つまり個人の人生にとっても、OKRは非常に必要なツールなのだと思った。
    (2021/7/14)

  • OKRとはなんぞや、の理解には十分。実践としてなかなかうまくいかないので他書籍も読みたいのと、トレーニングがやっぱり必要。

  • OKRとは何か、その効果は何かについて分かりやすく説明されている。特に物語形式の第一部は読みやすく、比較的理解しやすい内容だった。

  • ・KRに純増数を入れるのをやめたい
    →リソースの分散が起こる
    ・GM週報に簡単にOKRを載せる →週次での情報更新
    ・自信度は月毎に変更する
    ・達成=素晴らしいことを成し遂げた、が基準

  • OKRのやり方や効果を物語で伝える本。

  • OKRとは何かは分かったが、OKRでなければならない理由が特徴的に理解できるものではなかったので、他の書籍やメディアを参照に理解した。

    スタートアップに焦点が当てられていて、OKRの設定mtgや評価mtgあたりがかなり具体度高く書かれていたので、すぐに実践に落とし込めそう。

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