- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822258368
作品紹介・あらすじ
「働き方改革」。この言葉を新聞やニュースなどで耳にしない日はないといってよい。戦後の高度経済成長を支えたのは、私たちの先輩たちである多くの日本人が、寝る間も惜しんで、がむしゃらに働くという滅私奉公的な働きぶりが大きな原動力になっていた。そして、そこで生まれた高品質の製品群が世界市場を席巻し、大きな利益を享受することができた。だが、日本を取り巻く環境や産業構造が大きく変化した現在では、これまでにない新たな顧客体験を提供するようなビジネスが次々と登場している。
本書は、「労働時間の長さで収入を増やす時代は過ぎ去った」「多様な働き方を認め、短時間で高い付加価値を生み出す」「業務改革を推進するのが企業経営者の役目。社員を含むステークホルダーの合意と協力、進化するデジタル技術の活用が不可欠」の主張をもとにデジタル化時代に向けた働き方改革を提示する。
第1章 働き方改革には生産性の向上が必須
第2章 生産性向上のカギは「業務プロセス」にある
第3章 業務プロセス全体を俯瞰した収益を生み出す改革
第4章 変革に向けた業務プロセスのデジタル化
第5章 組織を越えた「つながり」が生み出す共創価値
第6章 デジタル化時代に向けたアクションとビジョン
感想・レビュー・書評
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業務プロセス改善をデジタル化で進めていくにはまずどのレイヤーの改善なのか、プロセスのうちのどの部分を行うのかを見極めて進めていくことが大事であることが理解できました。またまだ現在のデジタル化のレベルでは定型化されていることであれば行いやすいが、非定型の部分は実施しにくい部分があるが、AI化が進んでいけばそこも含め行えていくことがよくわかりました。以上のような流れを推し進めていくためには自社が行っている業務をきちんと分析し、理解しておき、目的・必要に沿った導入を行っていかないと、結果的に業務が増えてしまうことになってしまうこともわかりました。
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