独学の冒険: 浪費する情報から知の発見へ

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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784826506311

作品紹介・あらすじ

こんにち、私たちのまわりには、情報があふれています。そこから価値ある情報を選び出し、新たな「知」を発見し、構成してゆくことは至難の技です。しかし、これからは、自立した独学者が、知を極めた先人たちの経験を踏まえ、アカデミズムの域を超えて、未知の世界に踏み出すことが期待されています。独学の具体的手法を明示しながら、老いも若きも互いに学び合う「独学の冒険」へお誘いする一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 独学者の偉業の説明
    ニッチなテーマの古書は入手しずらいようだ

  • 一般人向けに、また独学を志そう(志している)としている人向けに書かれているためか、非常に丁寧で優しさが感じられます。それでいて、書名はこういう経緯で考えたなども書かれていて、本書に対し気概も感じました。励まされる感じがして、自分が過去や現在、何に興味を抱いているか、改めて考え直させてくれた本です。

  • 学ぶって楽しいことだと思える本

  • 研究者が必要としている資料はなぜか突然、その本人の目の前に現れる。これは研究者がつねに、こういう資料はないかという目であちこちを歩き回っているからであって、偶然ではない。

    独学者の心構えとして、最初の発想を大切にせよということ独学者は学問の世界においてはずぶの素人。その素人が学問の世界で強みを発揮しようとすれば、ほとんど唯一の武器は大胆な発想、ユニークな発想。

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著者プロフィール

1949年、東京生まれ。ノンフィクションライター、在野史家。主な著書に、『史疑 幻の家康論』『異端の民俗学』『知られざる福沢諭吉』『サンカと三角寛』『日本人は本当に無宗教なのか』『独学文章術』など。

「2022年 『村八分』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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