ニュートンと贋金づくり―天才科学者が追った世紀の大犯罪

  • 白揚社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784826901673

作品紹介・あらすじ

17世紀のロンドンを舞台に繰り広げられた国家を揺るがす贋金事件。天才科学者はいかにして犯人を追いつめたのか?膨大な資料と綿密な調査をもとに、事件解決にいたる攻防をスリリングに描いた科学ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • ニュートンといえは、万有引力や光学を思いつくが、その後のニュートンの仕事(造幣局へ勤務し、贋金作りの犯罪者を捕まえる)にスポットをあて、また違う角度からニュートンを見れる内容である。それは科学者だからこそ解決に導いたといえる手法が明らかになっている。

  • 原題は”Newton and the Counterfeiter”。
    ニュートンvs貨幣偽造犯罪者の物語である。

    科学者としての偉大な業績に比べると余り知られていないようだが(自分も知らなかったのだが)、ニュートンはイギリスの造幣局監事であったことがあった。
    その時期、稀代の偽貨幣犯ウィリアム・チャロナーという男がおり、国家の財政自体を揺るがしかねないほどの規模で偽造を行っていた。
    ニュートンは科学的・論理的能力をもってこの男を追い詰め、ついに処刑台に送る。
    その顛末を、史料を基に再構築した1冊である。

    この時代の硬貨鋳造は比較的素朴であり、一部を削って安い金属で水増しし、差額で利益を得る偽造犯もいた。
    急速に膨れあがる大都会ロンドンは、空気も悪く、感染症も蔓延しがちである。硬貨から紙幣へと貨幣が移り変わっていこうとする時代でもある。
    そうした時代の空気の中、一方で、『プリンキピア』を刊行して有名人となったニュートン、一方で、片田舎からロンドンへ出てきて、偽造犯としての道を歩き出したチャロナーの道筋が、交わることになる。

    一介の犯罪者であるチャロナーに比べて、ニュートンに関する史料は多い。本書でも、記述の多くはニュートン側の出来事が占める。
    一時期は錬金術に傾倒し、峻厳な人柄であり、同性愛的傾向があり、といったニュートンの側面は、料理のしようによってはセンセーショナルにもスキャンダラスにも出来そうである。が、著者はサイエンス・ライターとして、非常に淡々と記載しており、落ち着いた筆致に好感が持てる。丁寧に描き出されるニュートンは、偉大な科学者でありつつも、モンスターではなく、生身の人間だったのだろうと感じさせるものがある。

    「ページをめくる手が止まらない」とは言い難いが、なかなかに興味深い1冊である。


    *counterfeitで「偽造する」。-erがついて「偽造者」である。feitはラテン語の作る(facere)から来ているようである。

    *著者が参考にしたとして巻末に挙げられている英国公文書館のアーカイブ。ニュートン自筆の記録なんていうのもあるらしい。ウェブページもあるようでちょっと見てみたが、ニュートンの時代のものまではオンライン公開はされていない模様。しかし、こうしたものがきちんと保管されているというのはすごいことだ。

    *本題ではないが、造幣局監事となる前のニュートンの足跡についても触れられている。この時代背景の中で、「物体が動く理(ことわり)」について、宇宙も含めて考えを巡らせていくというのは、やはり偉業だと思う。

  • いつの時代だってスーパースターは大変だ。一つの分野で傑出した能力を発揮すると、他の領域でも通用するものかと普遍性を問われる。

    もしもイチローがピッチャーだったなら。もしもファインマンがマイクロソフトに入社していたら。もしもマイケル・ジョーダンが大リーガーだったなら… その中にはジョークで終わったものもあれば、果敢に挑戦したケースもある。

    ならば、これはどうだろう。

    ”もしもニュートンがビジネスマンだったなら。”

    これが「もしも」で終わらないから、ノンフィクションはやめられない。

    アイザック・ニュートン。当代から現代に至るまで、あらゆる人々から史上最高の自然哲学者と認められており、言わずと知れた近代科学の礎を築いた人物である。

    あまり語られることもないのだが、彼には晩年、イギリスの造幣局監事として働いていた時期があった。多大なる科学での功績を認められ、悠々自適な名誉職であったのかと思いきや、決してそうではなかったのである。

    ニュートンが着任した1696年、イギリスの財政は瀕死の重傷にあえいでいた。なにしろ流通する全硬貨のおよそ10%が贋金という惨状であったのだ。それほどまでに贋金がまかり通ったのは、イギリスの通貨制度に致命的な欠陥があったからである。

    当時のイギリスは銀本位制。だが、国ごとの銀の価値の差によって利益が得られるため、削り取りという行為が横行することになる。削り取りは死刑に処せられるほどの重罪であるにもかかわらず、一向に減る気配はなかった。そんな中でお呼びがかかったのが、ニュートンであったのだ。

    彼は新旧すべての銀貨を混ぜて鋳造し直すことを提案する。いわゆる大改鋳と呼ばれるものだ。と同時に、新硬貨の重さと額面価格の割合を変えることも主張した。今でいう通貨の切り下げである。ニュートンは、この時すでに貨幣を抽象概念や変数として理解していたのだ。

    だがニュートンには、彼自身がまったく気乗りのしない仕事も待ち受けていた。造幣局監事の業務には法律上も伝統上も、国王の通貨を守る義務が生じていたのだ。すなわち、通貨をごまかしたり偽造したりする者がいれば、それを阻止し、捕まえなければならない。

    彼が在職中の4年間に、追跡し、逮捕した貨幣鋳造者や贋金作りは数10人に上る。その中でも、ニュートンが自分の並外れた知性に対抗し得ると唯一認めた敵が、ウィリアム・チャロナーなる人物であった。本書の後半部では、膨大な資料と綿密な調査をもとに、ニュートンとチャロナーの贋金事件における息をもつかせね攻防が描かれている。

    チャロナーがニュートンと対峙するまでに歩んだ道のりは、ニュートンとは全くの正反対の軌跡を描くものであった。釘製造業に始まり、時には性産業の末端に首を突っ込み、仕上げは漆工に手を染める。その一つ一つが着実に贋金作りへと集約されていく。この二人の対決は、まさにアカデミックVSストリートの様相を呈していたのだ。

    チャロナーは、自分の身の回りで革命が起きていることをきちんと認識しており、理論や実践の急進的な変革によって生まれた機会を捉えるだけの才覚は持ち合わせていた。硬貨、イングランド銀行券、モルトくじ、その節目節目を抜け目なく抑え、科学革命の余波を自分のチャンスへと変えていったのである。

    チャロナーが犯したのは、けっして些細な罪ではない。彼自身が偽造したと主張する3万ポンドという額はかなりの大金で、現在の貨幣価値に換算すれば400万ポンドに相当するという。チャロナーが狡猾だったのは、表のロンドンと犯罪の影が漂う裏社会の境界を、誰よりもうまく泳いだという点にあった。

    彼は、国全体を舞台に暗躍するという目的を持ち、長期的視点でものごとを考える力を持っていた数少ない犯罪者だ。そして、人の手を借りずに贋金を市場に出す方法が一つだけあることを知っていた。それは造幣局を通じて流通させるという策である。この計画は、すんでのところでニュートンの手によって防がれることとなった。だが、チャロナーはそのプロセスにおいて、ニュートンを被告席へ立たせるまでに追いつめたのである。

    かくしてニュートンの心は、激しい怒りに包まれた。なりふり構わず情報屋に酒をおごり、諜報役の手並みを褒めそやす。それどころか自身や手下が捕まえた容疑者は自ら尋問までしたのだという。その多くは、苦痛ではなく恐怖を与えるやり方であった。そうして集めた情報をきめ細かく精査し、科学者然と理論を組み立て、チャロナーを絞首台へと送り込んだのである。

    突き詰めれば、本書で問われているのは知的能力とは何かということだ。稀代の物理学者による能力は、はたして実学の領域でも才を発揮するような万能なものであったのか?

    一連の大捕り物の様子を改めて振り返ると、残念ながらチャロナーあってのニュートンという側面が否めない。ニュートンはあくまでも引き立て役であり、犯罪者としてのチャロナーの大胆不敵さゆえに、この事件は読み物としてスリリングなのだ。そう考えると、ニュートンは造幣局監事として優秀ではあったのだろうが、科学の領域における類まれな業績に比べると、秀才止まりという印象すら受ける。

    だが、その一部分だけを切り取ってニュートンの能力を推し量ろうというのも、いささか早計なことであるだろう。重要なのは、造幣局監事としての数年間も、彼の人生の多岐にわたるアウトプットにおいて、ポートフォリオの一角をなしていたということなのだ。

    ニュートンの人生における一貫したテーマは、神との交流への渇望というものであった。ニュートンの新しい物理学は、彼が考える偏在的で全能で全知の存在、あらゆる時空の物質世界で活動する明確な存在の神を受け入れるための議論となっていたのである。

    彼が欲し、求めたものは、新しい科学によって神の役割が小さくなる中、自然界における神の御業を目にみえる形で実証することであった。それゆえの、錬金術である。自らの手で卑金属の混合物を金に変えることができれば、それが神の精を示す現実的で物質的な証明となり、その証明に敵うものはないと認識していたのだ。

    チャロナーに対する執拗な対応からは、意外なほどにニュートンの人間的な感情が垣間見える。これはチャロナーの贋金作りが、金を無限大に増やすという錬金術師の夢の不敵なパロディーに他ならなかったためではないかと推察される。彼のチャロナーに対する残忍性は、神に代わって天誅をというほどの心意気を思わせるものがあるのだ。

    造幣局監事としての数年間は、ニュートンの輝ける科学人生においては余白のようなものであったのかもしれない。だが、その余白を通すことによって、ニュートンが夢見た壮大なる科学、その輪郭のようなものが見えてくるから面白い。

    才気溢れ、論理的で、冷静にものごとを考え、破綻をきたした古い概念は捨て去り、目標へ向かって邁進する科学者ニュートン。翼のないドラゴンとか地獄の炎などと大声でつぶやき、通りをふらふらと歩き回った錬金術師ニュートン。

    本書で描かれているのは、そのどちらでもない、見たこともないニュートンだ。知られざる犯罪捜査官ニュートンの姿を、とくとご覧あれ!

  • 天才科学者として知られるアイザック・ニュートンの全く違う側面に光を当てたお話。
    彼が造幣局監事として、イギリス経済を混乱に陥れた贋金作り達を取り締まっていたことを初めて知りました。
    そんな中で、贋金作りの第一人者とも言える狡猾な悪党、チャロナーにだし抜かれたりもしつつ、追い詰めていく様が生き生きと描かれています。
    科学も犯罪捜査も(おまけに錬金術まで!)、緻密な準備を重ねながら、天才的な閃きで進めるニュートンのアプローチが印象的でした。
    とても面白い本です。

  • 編集、制作を担当。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB11033104

  •  天才物理学者であったニュートンが、同時に、立件の難しい贋金づくりにおける有能な捜査官でもあった、というハナシ(といっても、チャロナーという犯人を追いつめる期間だけの短期間であったが)。
     著者の思い込みが激しいんじゃないか?と思われる部分も多々あったが楽しく読めた。映画化するといいかもしれない。

     彼が、晩年錬金術に心ひかれていたのは一部有名である。
     贋金づくりは「無限の金を生む」錬金術の粗悪なパロディとしてのしてニュートンが怒りを燃やしたというくだりが、ほんとかよ?と思うが興味深かった。



    <span style="color:#0000ff;"><i> ニュートンは自分の物理学が、「神の存在感」を薄めることに気づいていたが、彼は重力を「神の御技」とした。

     思考が発展するにつれて、ニュートンの新しい物理学は、彼が考える偏在的で全能ので全知の存在、特に、あらゆる時空の物質世界で活動する明確な存在の紙を受け入れる理論となっていった。

     それは、無味乾燥な数理哲学に命を吹き込む神だった。いつどもどこでも存在し、「すべてが相似であり、すべてが目であり、すべてkが耳であり、すべてが頭脳であり、すべてが腕であり、すべてが知覚し、認識し、行動するための力である」神だった。すべては、髪が「森羅万象の各部分のを形成したり変革したりする無限で一様な感覚中枢」とニュートンが別の機会に表現した宇宙の中にある。
     
     ニュートンが欲し、求めたものは、自然界における神の御技を目に見える形で実証することだった。

     それゆえ、錬金術だった。
     錬金術は、ニュートンにとっての神を、的外れな批判(科学が無神論に導く)から救い出す方法を授けてくれるように思えた。生気を宿す作用因、すなわち「精」という古来の錬金術の考えを用いて、救出しようと考えたのだ。
     (略)突き詰めて言えば、ニュートンは四半世紀にわたる錬金術の実験によって、能動的で(物質に生命を与える)植物的な精を捉えようとしてきた。

     (ニュートンの錬金術に関する手稿には)熱狂の叫びであり、神と交わりたいという、隠遁者が砂漠で暮らしたいというのと同じくらいとほうもない夢だった。

     (ニュートン本来の望みは)神の御技を忠実に再現し、天地創造とそれ以後に神がなしてきた事実について、論争の余地のない物的証拠を提供するという大望だった。
     ニュートンは、今この場で一つの金属を別の金属に変えることができれば、それが神の精を示す現実的で物質的な証明となり、どんな理論づけも、太陽系の完璧な構造から得るどんな間接的証拠も、その証明にかなわないと知っていた。
    </i></span>

  • 偉大な科学者のニュートンが造幣局の監事となって時の贋金つくりたちと戦ったとは!冷静緻密な科学者は有能果敢な官僚となり貨幣大改鋳を成功させる。そして名うての贋金つくりを捕まえる策略を練る。

  • 偉大な科学者ニュートンの生い立ちや当時の世界の中心地であったロンドンの様子を知る事ができ、贋金つくりの犯罪者をニュートンがどう追い込んで行くか?興味が最後まで尽きないなかなかのノンフィクションです。

  • 万有引力や物体の運動の法則を明らかにした『プリンキピア』で古典物理学の体系を確立したニュートン。

    偉大な自然哲学者として「彼は我々と同じ人間ですか」といわれるほどの名声を手にした彼は、やがてその名声にふさわしい仕事と収入を求めるようになりました。

    当時イギリスは長引くフランスとの戦争で財政破たん寸前。しかもイギリスの銀貨は額面より地金の銀が海外で高く売れたため、銀貨を溶かし国外に持ち出し高値で売る者が続出し、銀貨不足でお金が流通せず大不況に陥っていました。

    この苦境を脱するためには当代きっての頭脳が必要で、そこで白羽の矢が立ったのがニュートンでした。

    造幣局監事に就任したニュートンは、持ち前の緻密さで、最も効率的かつ迅速に硬貨ができるよう製造工程を大幅に見直し、わずか2年で新硬貨を国中に流通させ、危機を乗り越えます。

    そんな中、造幣局の硬貨鋳造の金型が紛失しているという情報が届きます。

    その情報をもたらしたのはチェロナーという、これまで何度も捕まりながら証拠不十分で釈放されていた札付きの贋金作りでした。

    造幣局監事の職務には治安判事の役目もあり、ニュートはさっそく事件の解明に乗りだします。
    別件で拘束されていたチェロナーが怪しいと見て告発したものの、またも証拠不十分で釈放されただけでなく、彼から「善人を証拠もないまま逮捕した造幣局監事は悪党だ」と逆に告発されてしまいます。
    告発は却下されますが、チェロナーはその後も造幣局を攻撃し悪事を重ねていきます。

    何事にも緻密さと執念で取り組むニュートンは捜査官としても優秀で、あらゆる手段を用い、陪審員が有罪の評決を導き出せるよう周到に証拠集めをしていきます。

    そしてついにチェロナーは「大逆罪につき有罪」となり処刑されました。

    その後もニュートンの活躍は続き、57歳の誕生日に造幣局長官に就任しています。ちなみにケンブリッジ大学教授の俸給は100ポンドでしたが、造幣局長官は3500ポンド(なんと35倍)だったそうです。
    ニュートンはケンブリッジでの研究生活のうち、20年を費やして万有引力をはじめとした古典運動力学について思いを巡らし、一冊の本にまとめるという、執念の人でもあったわけです。

    この本を読むと、ニュートン先生は、あまり人づきあいが好きではなく、しかも執着心のある人で、これと決めたら最後まであきらめない性格だったようです。(きっとAB型だったに違いありません)

    こんな人が捜査官になって、悪者を追及していくのですから、よほどのことがない限り、彼から逃れることはできなかったのではないかと思うのであります。

    贋金作りのチェロナーも相当したたかな悪党だったようですが、ニュートン先生は一枚も二枚も役者が上だったということですね。

    この本を書いたのはマサチューセッツ工科大の教授で、サイエンスライターとしても有名なのだそうで、膨大な資料を使って書いている(原註だけで50ページも)だけあって読み応え充分でした。

    ほかにもニュートンが錬金術に嵌っていた、なんていう意外な面があったこともこの本を読んで知りました。

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著者プロフィール

マサチューセッツ工科大学(MIT)教授(サイエンス・ライティング)。主な著書に『新しい気候の科学』(晶文社)、『錬金術とストラディヴァリ――歴史のなかの科学と音楽装置』『ニュートンと贋金づくり――天才科学者が迫った世紀の大犯罪』(以上、白楊社)などがある。テレビプロデューサーとしてPBS、BBCなどの長編科学ドキュメンタリー番組を数多く手がけ、米国科学アカデミー(NAS)コミュニケーション賞、ピーボディ賞(放送界のピュリッツァー賞とも呼ばれる)、AAASウエスティングハウス科学ジャーナリズム賞などを受賞。昔々、はるか彼方の知的な銀河において、ハーバード大学で東アジア研究を専攻し、現在は若気の至りでいろいろと無茶をした場所から3キロメートルほど離れたところで、妻キャサと、目に入れても痛くない息子ヘンリーと共に暮らしている。

「2017年 『幻の惑星ヴァルカン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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