家畜化という進化ー人間はいかに動物を変えたか

  • 白揚社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784826902120

感想・レビュー・書評

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  • 他の本でも書かれているありふれた内容で中身も冗長。
    こういった内容を初めて読む方にはいいかもしれない。

  • 新石器時代とは大雑把にいえば紀元前6000~紀元前3600年の牧畜・農耕を開始した時代である。紀元前9000年前という説もある。「イギリスの考古学者J.ラボックによって設定された時代名。打製石器に加えて磨製石器が出現し,土器も用いられた。気候が温暖となり,農耕,家畜飼育が行われた。人類は定住・集団生活に移り,ムラ国家を経て氏族国家を形成するようになる」(百科事典マイペディアの解説)。謂わばムラからクニ(≒階級社会)へと文明が階段を上った時代である。
    https://sessendo.blogspot.com/2021/03/c.html

  • 家畜を題材にした進化論の本。いわゆる遺伝型だけではなく、表現型や文化的行動による淘汰圧の観点から解説があって多面的な進化論の本になっている。

  • アライグマやタツノオトシゴの仲間(種類)は知らなくても、まあ普通だと思うけど、私ってばイヌやネコの種類もロクに知らないことがよ〜く分かった。こんなにあるんかい!恐るべし品種改良。
    そうよねー、近頃よく小さな愛玩犬を散歩させている人を見かけるけど、もの凄いバリエーションだし犬種とか全然分からないもんなあ。でも中には変形し過ぎてかテンポ良く走れない子もいるみたい。引きずるように急がせられている子とかもいて、ちょっと可哀想。

    「自己家畜化」は肩透かしだったけど、「ペドモルフォーシス」かなり気になる概念。

  • 野生動物がヒトの手によってどのように改良され進化することで、家畜になってきたのかを最新科学の知見を駆使して解説されています。ヒトと家畜の共通点などは非常に興味深い内容です。

  • 進化動物学は本当に面白い。門外漢が好奇心を満たす分には大変に便利。この本はやや真面目よりで、難しい遺伝子の話が出てきたり脚注も学術論文の話が多めだったりしたが、それでも十分に楽しめた。

  • 定価 本体 3500円(税別)
    四六判 上製 ・560ページ
    2019年 9月 刊
    ISBNコード:978-4-8269-0212-0
    分類コード:C0034
    原題:Domesticated
    著者:Richard C. Francis
    西尾香苗 訳

    ヒトの手で進化が加速する! オオカミをイヌに、イノシシをブタに変えた「家畜化」。人間の作った世界で、動物は野生の祖先からどのように変わったのか?
    イヌ、ネコ、ブタ、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ラクダ、トナカイ、ウマ、モルモット、マウスやラット――家畜化された動物には奇妙な共通点がある。同じ特徴を共有する人間もまた、自分自身を家畜化したのか?
    家畜化のしくみを解き明かすことで、謎に満ちた人類と動物の進化の過程が見えてくる。進化発生生物学やゲノム解析など最新の科学知見を駆使し、家畜化という壮大な「進化実験」の全貌を読み解く力作。
    http://www.hakuyo-sha.co.jp/science/kachiku/

  • 東2法経図・6F開架:489A/F43k//K

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