- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784827209327
感想・レビュー・書評
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どんな本を読み、それをどう行動に変え、どうやって結果につなげて稼いでいくか。その指針を立ててくれた本です。本は読み方次第で得られるものが全然違うなぁと感じた一冊です。
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漫画「カイジ」を読むこと
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2015 10 19
27冊 -
●小説は人間観察力を研ぎ澄ます。
直接人から学ぶのも大切だが、人は自分と同レベルの人としか直接出逢えない。ところが小説であればこれまで出逢ったことのない人物といくらでも出逢える。しかもその人物がどのように考え、どのように行動するのかまで丁寧に教えてくれる。本気でお金を稼ぎたければ、人間の研究は不可欠なのだ。
●成功者たちの本を読んでいるうちに、同僚にいちいち嫉妬しなくなる。
同僚にいちいち嫉妬しなくなるコツを公開したい。それはあなたが住んでいる人生のステージを変えることだ。嫉妬から解放されたければ、本を読んで志を上げておくことだ。
●著者プロフィールはブランディングの教材
あなたも自分自身のプロフィールを作成してみよう。プロフィールを作成すると、何も書くことがないと気づかされる。何も書くことがないということは、あなたの現在のブランド力はゼロだということだ。まずこの現実を直視することからがブランディングのスタートである。何も書くことがなくても、あなたの名前が書ける。何も書くことがなくても、生年月日と出身地が書ける。何も書くことがなくても、未来完了形の夢なら書くことができる。冗談ではなく、人は自分が未来完了形で書いたプロフィール通りの人生を歩むのだ。
●本棚に難しい本が並んでいる人より、簡単な本が並んでいる人のほうがお金持ち。
お金持ちは買った本を血肉にして、何千倍や何万倍、それ以上に化けさせていたのだ。
●身近で一番稼いでいる人が贔屓の著者を聞いてみる。
よく目上の相手にオススメの本を聞きたがる人がいるが、それよりももっと効果的なのはオススメの著者を聞いてみることだ。人の思考を知るには贔屓の著者の作品を知るのが一番の近道なのだ。
●一瞬で理解できないことは、今のあなたには必要ないということ。
一瞬で理解できないものは何度説明を受けても理解なんてできない。それなら、とりあえず理解できないなりにやってみて正々堂々と注意を受けたほうがいい。とりあえずやってみて、はじめて具体的なアドバイスをもらえるのだ。一瞬で理解できたことだけをすぐに100個試した人が、稼げるようになっていくのだ。すべてが理解できるまで何度も読み返してちっとも動かない人は、永遠に貧しいままだ。
●本は最後まで読まなければならないのではなく「最後まで読んでもいい」のだ。
本を最後まで読まなければならないという固定観念を取り除くだけで、人生の自由時間は一気に増えるのだ。
忙しい人には貧乏な人が多いが、お金持ちには自由時間がたっぷりある人が多い。忙しい人は頭を使う時間が持てないからますます貧しくなるが、お金持ちはゆったりした時間にまた稼ぐ方法をワクワクしながら考えられるからますます富んでいくのだ。
●年下の著者の本は、意外な発見が多い。
稼ぎ続ける人の本棚は、自分より年下の著者の本の比率が高い。
あなたが30代なら、本棚の10%を年下の著者で占めるのを目標にしてもいい。
●本→挑戦→対話の∞サイクルが成功の秘訣。
「挑戦」とは本を読んでピン!ときたことを実際に試すこと。幸いなことに、私たちは最初の「挑戦」はほぼ失敗するようにできている。まず本で読んだ通りにはならない。それでいいのだ。なぜなら今までグズグズして一歩も動き出せなかった臆病者が、一歩踏み出せたからだ。勇気を振り絞って一歩を踏み出すと、そこには無限の課題が山のように襲いかかってくる。山のように襲いかかってきた課題を解決するために、今度は「人」と対話する。必ず「挑戦」したことをによって授かった貴重な課題を、「人」と対話して共有することだ。すると「本」をちゃんと読めていなかったことに気づかされる。付箋を貼る箇所を見落としていたことに気づかされる。あるいは別の「本」との出逢いが訪れることもある。そして再び「挑戦」するのだ。この「本→挑戦→対話」の∞サイクルを、どれだけあなたの人生で繰り返すことができるか。それがあなたの成功を決定する。
人: -
面白かったのが、本気でお金を稼ぎたかったら人間関係は不可欠であり、直接人から学べば良いと思うが、実際自分の周りには同レベルの人間しかいないので、今まで出逢ったことのない人物といくらでも出逢える小説を読もうという話。
あと、読んでいて「これは」と思ったページは惜しみなく破り取るというのも良い方法かなと思った。
実際、自分はまだ本を破るまでは勇気が出ないのではあるが。
100冊読むごとに結果が出るらしいので、まずは手当り次第読むことかな? -
地元の書店で衝動買い。
すぐに読み終えました。
私の読書観と同じところも多くて一安心。
10冊で顔色が変わり、30冊で成績が変わり、100冊で収入が変わる。
私の今の関心事に関しては10冊どまり。
これからが勝負と分かりました。 -
この、歯切れの良さ。最高です!
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【ざっくりいうと】
「お金」を視座にした読書論。
【薦めたい内容】
・小説を読む
→人間を知るには必要。なるほど。
・独立したエリートコンサルタントは以外と稼いでいない
→買い手に買い叩かれる。怯えて生活。みんな悩んでいるんだな。
・具体例豊富な本はお買得
→成功のタネは具体例にあり。
・成功者の好きな本を聞く
→それ自体もためになる本だし、そういうこと聞くと気に入られるから仕事振られたりするという副次効果もある。
【感想】
・技術か…?
めちゃめちゃわかりやすかったけど、読者として欲張らせて欲しい。例えば「ベストセラーをよめ!」というのはその通りだと思うし、納得!しかし、そこからどういうプロセスで読書がお金に変わったか書いてない。その辺の具体例を教えて欲しい(>_<) -
ベストセラー、ベストセラーもどきにはパワーがある。目を通す価値はある。
小説は読者に関係する内容でなければ心は打たない。人間観察力につながる。
成功者の自慢話を読もう=成功者と同じ土俵に立てる
マルクスの資本論はよんでおくべし
デニスウェイトリー、スティーブンコヴィー、マークフィッシャー
付箋を剥がし切れた本=完全に消化された!
一瞬で理解できるもの=求てるもの=さらに行動すれば血肉となる! -
読書を「お金」に換える技術、というタイトルに惹かれて読んでみました。
電子書籍が普及してもう何年経過するでしょうか。私も皆にならって、Kindleを購入したり、スマホにkindleアプリを入れて何度か試してみましたが、どうも紙で読むのが好きで本を買っています。この本の著者の千田氏も同様のことを言っていて嬉しく思いました。
私がこの本から受け取ったメッセージは、本を読んだら読み放しにするのではなく、何か行動に移してその結果を検証せよ!というものでした。
言うのは簡単ですが、実際に行うことはとても難しいです。目標を紙に書いて持ち歩くと良い、と多くの本で何度も読んでいたにも拘わらず、私の場合、行動に移せたのは本を読んでから10年も経過していました。
この本によれば、お金持ちは皆、読書を続けて行動に移している様です。私も読書だけは続けてきたので、遅まきながら、色々と行動に移していきたいとこの本を読んで感じました。
以下は気になったポイントです。
・何かを教わろうと思ったら、まず行動を起こすこと(p19)
・本に限らず、常に一流品やベストセラーに触れておくと、二流品やハズレ商品に触れた瞬間気持ちが悪くなる(p20)
・人生では自分と相性のいい作家と出会ったら勝ちだ(p26)
・優れた小説は、人間の心の機微を予習するのにもってこいである(p34)
・出版業界において漫画はドル箱であり、花形中の花形、漫画を軽く見る人は絶対にお金持ちになれない(p38)
・嘘は真実がゼロだが、ホラには真実が1%以上混ざっている、ホラはグレーゾーン(p44)
・本気で稼ぎたければ、いつも一段上から物事を俯瞰する癖をつけて、のめりこむのではなく、誰が一番得をしているのかを洞察する(p46)
・スタート地点が似ていれば、ぶつかる壁も似ているし解決方法も似ていることが多い(p48)
・コンサル本は、その著者の最初のベストセラーに注目すること、最初のベストセラーを読んだうえで、それ以外の本を読んだ方がより理解が深まる(p53)
・苦労話は感動的であるが、お金を稼ぐにはほとんど役に立たない。自慢話にこそ稼ぐコツが満載されている、なので自慢話を喜んで聞ける人間になろう(p56)
・人同僚にいちいち嫉妬しなくなるコツは、あなたが住んでいる人生のステージを変えること(p58)
・人は自分が未来完了形で書いたプロフィール通りの生を歩む(p63)
・すべての発言、行動の間違いの結果として、貧しい人生が必然的に定着していく(p70)
・本の奥付を見て、20年以上増刷を繰り返しているようなら、間違いなく本物である(p72)
・本は、ちゃんと読んで習慣化すれば間違いなく稼げるようになる(p72)
・あなたが長期的にお金を稼ぐためには、長期的にお金を稼ぎ続けている人から学ばねばならない(p74)
・時流本は、流行本と異なり、賞味期限が10年以上ある、成功哲学や人間心理の本質に触れたロングセラー、投資関係やネットビジネス手法の流行本とは異なる(p78)
・付箋のいいところは、本棚から本を取り出した際に一瞬で、以前ピン!ときた箇所にアクセスできること(p80)
・本と現実のギャップで痛い目にあうことこそが、あなたにとって生涯の宝になる(p86)
・アイデアが頭に浮かんで消えるまでの時間は2秒以内、ペンと本を携帯すべし(p90)
・お金持ちたちは、本棚にならんでいる本に関して自分なりの意見をいくらでも話す。お金持ちたちは買った本を血肉にして、何千倍、何万倍に化けさせる(p99)
・著者の魅力はやはり本に限る、本を一冊完成させるのに注がれる時間やお金は、それ以外の情報源と比較して桁違い(p102)