- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784827331011
作品紹介・あらすじ
古代から中世のなかばまで、天皇に代わり、皇族の女性が伊勢神宮に仕えた。その女性を斎王(斎宮)といい、謎に包まれた部分が多い。各時代での存在意義やその生活などを明らかにし、当時の人々の信仰・宗教観を考える。また、斎宮跡周辺の散策ポイントも紹介する。
感想・レビュー・書評
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想像以上にむずい存在の斎王
井上内親王・酒人内親王・朝原内親王の親子三代勤めた意味合いはなんだったのだろう(本文になかった)
皇女ばかりではないようだし、天武天皇が制度を整備した利湯とか不思議です!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古代から中世にかけて存在した、斎宮・斎王制度についての手頃な入門書。斎宮・斎王制度について、その歴史や意義、文学作品との関わり、史跡斎宮跡の案内など、様々な側面からわかりやすく、興味深く解説されている。斎王群行が、現役の天皇が都を離れることがほとんどなくなった平安時代以降において、律令国家の威信を示す重要なイベントだったという指摘が特に印象に残った。
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漠然としたイメージすらなかった、伊勢の斎王。資料、発掘結果などから、その実像に迫る本。歴史初心者でも読みやすい。
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あまり文献や資料がなく、謎に包まれた斎宮・斎王について触れられている貴重な著作。
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分類=古代史・伊勢神宮・斎宮。04年5月。