返事は5秒!失敗しない断り方のルールー人間関係で損しないコミュニケーション術ー

著者 : 笹氣健治

• ビジネス社 (2010年1月20日発売)

感想・レビュー・書評

[秋川のピエールさんの感想 · 2019年10月13日]

考え方として参考になった。「断る」技ではなく、断ることも含めて、より明るく「生きる」技を教えてくれた。少しでも役立てていこうと思う。

[mishuranmanさんの感想 · 2013年6月26日]

一度受け止める時間が5秒。即答ではなく反芻。考える時間をもらうのも5秒
断ることはコミュニケーション、よりよい人間関係を築く
ギブアンドテイクは投資で交換ではない　逆切れは甘えによる、相手が子供
10のうち1つ断る　不満を自覚するために独り言を言ってみる、書いてみる相手に伝えない前提で　無条件で自分を受け入れる　
断るかどうかの判断基準　相手との関係をどうしていきたいか　自分にメリットがあるか
即答しないといけないと思った時5秒再考する　心の実況中継をする　二択になった時相手はどんな気持ちでこの言葉を発したか考える　最悪の結果を想像し耐えられるか考える　相手に自分がどう評価されるのかの想像をやめる　断る理由を伝えないで断ることだけを伝える　一部だけ受け入れる　期限、内容
にこやかにNOをいう、おされたら無理なものは無理でくりかえす
やりたい意思はあるが　を示す　○○さんのお願いなのでやりたいとはおもうのですが、今はできない、申し訳ない、機会があれば力になりたいと思うと伝える。
失敗事例の振り返り　断り上手な人のせりふ態度仕草を観察して真似る　ロールプレイ　椅子を2つ用意して一人、　相手を演じてもらう、　見てもらう人をつける
毎回異なるケースと考えて断る

[ichiko71さんの感想 · 2012年11月18日]

「断ること」の本来の目的は、相手を拒絶することではない。
自分の立場や状況、考え方や気持ちを相手に伝えること。
自分に正直になると同時に、相手を尊重すること。
対等な人間関係をつくるためのコミュニケーション。


・断れないのではなく、自分の意志で断らないのだ
・二者択一で考えず、第三の選択肢を模索する
・即答せずに何らかのレスポンスを5秒後には返す
・GIVEは等価交換ではなく投資と考える

【断り方のテクニック】
・断る理由をいう必要はない。できるだけ簡潔にNOと言う。
・心の実況中継をする。その間に次にいうべき言葉も見つかる。
・代替案を出す。
・ダブルバインド。表情をにこやかに、ハッキリNOと言う。
・思いやりを持って、言葉を選んで伝える。

[摂南大学図書館枚方分館さんの感想 · 2011年4月28日]

配置場所：摂枚普通図書
請求記号：159||S
資料ID：95100295

[riverifdさんの感想 · 2010年4月2日]

断る時は五秒で返事する。即答すると、角が立つ。
二者択一でかんがえず、保留の選択肢もくわえる。
断る理由はつらつらと述べる必要無し。
ダブルバインドを使って混乱させる。（顔と言動を矛盾させる）

著者プロフィール

心理カウンセラー。株式会社グラン・スポール代表取締役。国際基督教大学教養学部卒業。ＮＴＴで法人営業と広告企画を経験した後、地元の仙台に戻ってスポーツクラブ経営に携わる。企業を経営する上で人間心理を理解する必要性を痛感し、元横浜国立大学准教授の堀之内高久氏（現メンタリング研究所スーパーバイザー）に師事して心理カウンセリングを学び、現在は、頑張っている人が抱える悩みの解消をテーマに、講演、カウンセリング、メンタルトレーニングを行う。
『「やる気」のある自分に出会える本』（スリーエーネットワーク）、『仕事の悩みを引きずらない技術』（ＰＨＰ研究所）他、著書多数。

「2016年 『３分で立ち直る方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」