- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828419565
感想・レビュー・書評
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暴落に関する話はあまりなく、本多静六の紹介や一般的に個別銘柄投資で言われていることが書かれていた。何かこの本出ないと吸収できない情報はなかった。
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ロスチャイルド家、豊臣秀吉、是川銀蔵は、多いところから少ないところにものを移し莫大な利益を得た。何かが起きたら、先を見据えことが大事。
いい会社に投資する。
ビジネスモデルがシンプルで理解しやすいこと
景気に左右されないこと(×不動産◯衣食住、生活必需品、戦争が起きてもニーズがあるもの)
有利子負債がすくないもの=キャッシュフローがある
参入障壁が高いもの(キーエンス、テルモ)
自己資本比率が高い&ROEがいい
卓越した経営者がいること
結論:バフェットっぽかった -
投資顧問会社のスパークスグループを運営する著者が長期的な株式投資の必要性とその手法について書いた一冊。
本書を読んで株式投資を通じて資本家になることが富を築くことへの近道であることを感じました。現在は身分の区別もなく自由に行動できることから企業の経営面からみる資本の循環の仕組みから裁定取引を行える株式投資が富を築くうえで有効的であることを感じました。
まずは種銭をつくって優良な成長企業に長期的に投資する。
そのための選別法としてROEやビジネスモデルがシンプルであることや卓越した技術やブランドをもっていることなどが挙げられていましたが、経営者をみるという視点は投資顧問会社の著者ならではだと感じました。
そんな本書のなかでも日本株の運用ではアクティブ運用の方がインデックス運用より良い成績を収めているというところは非常に印象に残りました。
ただ、負債の話の際にもう少しバランスシートを使っての解説などがあれば理解が深まるとは感じました。
本書を読んで、学んだことを活かして長期的な視点で優良銘柄を探すことを怠らずどんな時も奢らず規律と節制を守り株式投資をおこなっていきたいと感じました。 -
株投資についての本(投資信託含む)。
後半はいいのだけど、前半はなんだか株主をいいようにいいすぎてちょっと気持ち悪かった。
会社組織のピラミッド構造だと、平社員の上に課長や部長がいて、その上に取締役、その上に社長がいるが、さらにその上には株主がいるので社長は株主には抗えないとのことだけど、だいたい社長なんて株主でもあるだろうと思うのだけど(しかも結構な割合をもってる)。
配当は抑制しようとはしないから利害関係者の中では利益相反が起こらないみたいなことが書いてあったけど、これもよく分からなかった。配当をだしてないところもあると思うのだけど。
過去の有名な資本家の例も情報を早く知ることが大事といいたいことは分からなくないけど、今やったら炎上しそうなことばかりな気がした。国民を騙したり、大地震が起きたからトタン板と釘を買い占めてそれで儲けたり。
アクティブファンドについては、日本ではインデックス投資を下回るのは半分ぐらいしかないらしい(アメリカでは9割ほど)。アクティブファンドはインデックスファンドを上回ることはほとんどないと聞いたことあるけど、日本ではそうでもないらしい。
まあ、それでも半分は下回るので、見極めは難しそうだけど。