宿命の衝突

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828423623

作品紹介・あらすじ

習近平の中国はアメリカと対決姿勢を明確にしている。アメリカもトランプ政権以降、中国封じを先鋭化させている。ただ、貧しい共産主義国だった中国を経済・軍事大国化させた責任は日米両国にもある。40年以上にわたる対中「甘やかし」と「利権」の存在は大きかったーー。
本書では、50年前のニクソン・ショックにまで遡り、中国膨張の根本原因を日米両国との関係を絡め、浮き彫りにする。ソ連潰し、天安門事件、WTO加盟、リーマン・ショックなどで、中国の巧妙な手段により米中蜜月・連携体制がいかに強化され、中国の膨張につながったか。その先にある世界支配の意図を見抜き、中国との戦いに臨んだトランプ・安倍連携は何をもたらしたか?そして岸田政権は中国の野望に、どう立ちはだかるべきか?
歴史の視座に立ち、令和日本の対中戦略、対米連携の道筋を明示する渾身の対論。

著者プロフィール

ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した。著書に『何があっても大丈夫』『日本の覚悟』『日本の試練』『日本の決断』『日本の敵』『日本の未来』『一刀両断』『問答無用』『言語道断』(新潮社)『論戦』シリーズ(ダイヤモンド社)『親中派の嘘』『赤い日本』(産経新聞出版)などがある。

「2022年 『わが国に迫る地政学的危機 憲法を今すぐ改正せよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

櫻井よしこの作品

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