死の舞踏 (福武文庫 キ 401)

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  • Amazon.co.jp ・本 (817ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828857510

作品紹介・あらすじ

人間の飽くなき想像力が生み出した"ホラー"という暗黒の迷路。『フランケンシュタイン』『サイコ』『ゾンビ』『キャリー』『エイリアン』…古典・現代を問わず、あらゆるメディアにまたがって数多くの作品を一挙紹介。豊富な知識で語る案内人は、巨匠スティーヴン・キング。戦慄と恐怖の調べの中「死の舞踏」が今始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 全編を通して楽しく読めた。
    特に第9章のホラー小説に関しては次の読書への指標となった。
    解説も菊地秀行氏で嬉しい。

    21世紀に入ってからのホラー作品についての評論集もぜひ出して欲しい。

  • 母校の大学で行なった講義をまとめたもの。
    古今のホラーやSFなどについて述べられているが、B級映画などにも触れられている。
    ホラーやSFの事典としても、また、キングの自分史としても読める。
    『呪われた町』を読んだら、次に本書を読んでみるといい。
    私は、2〜3年に1度は読み返している。

    目次
    第1章 1957年10月4日、あるいは舞踏への勧誘
    第2章 フックの話
    第3章 タロットの話
    第4章 ちょっと寄道―自伝という名の試練
    第5章 ラジオの世界のリアルさ
    第6章 現代アメリカのホラー映画―テキストとサブテキスト
    第7章 ジャンク・フードとしてのホラー映画
    第8章 ガラスの乳首、または、このモンスターはゲインズバーガーの提供でお送りいたしました
    第9章 ホラー小説
    第10章 ラスト・ワルツ―ホラーと道徳心、ホラーと魔法

    表紙画像
    http://image.blog.livedoor.jp/itumademo_siawaseni/imgs/b/8/b8c886c9.jpg

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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