スクラップド・プリンセス7 通りすがりの子守歌 (富士見ファンタジア文庫 88-9)
- KADOKAWA(富士見書房) (2001年1月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829113240
作品紹介・あらすじ
「にょわあああああ〜」パシフィカの間抜けな悲鳴が静けさを突き破る。「あぶ、あぶあぶう」執拗にパシフィカを襲う、愛らしい顔と涎まみれのちっちゃい手。なんと、三姉兄妹は追われる身でありながら赤ちゃんを拾ってしまったのだ!!新しい家族が出来てはしゃぐパシフィカだったが、ミルクにおむつに夜泣きと、問題は山積み。さらには、子育てに疲れ果てた彼女たちの前に怪しい男たちが立ちはだかる。人買いか?はたまた新手の刺客か?子育て"ごっこ"を通して真の家族のあり方を描き出す、ハートフルファンタジー第七弾。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
主人公一行は逃亡生活を続ける中で母親を失った赤子を拾ったことでトラブルに巻き込まれていく、一方で王国の首都では何やら発生しそうだ。この出来事が主人公一向にどのような影響を及ぼすのかが気になるところだ。
ただ、主人公が拾った赤子の最後には非常に驚いた。読者である自分も完全に騙されたたよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第7巻。瀕死の女性から預かってしまった赤ん坊を巡って起こる騒動と、不穏な動きを見せる王都で奮闘するクリスのお話。寄り道的な巻ではありますが、その一方で王都にたちこめる暗雲はますます濃くなっていきます。
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パシフィカバテバテ、子育ては大変の巻。<br>
まだこの頃は中世ほのぼのファンタジーだったんだよね・・・<br>
こっちもいいなぁ<読み返してる<br>
キャラクターが生き生きしててほんとライトノベルの教科書みたいな雰囲気っていうのかな、さすが老舗・富士見ファンタジア文庫。