ミッション・ポシブル (富士見ファンタジア文庫 20-43 スレイヤーズすぺしゃる 20)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 215
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829114988

作品紹介・あらすじ

見つめあうだけで、体がすくむ。触れあった瞬間、心が凍る。あぁ。遺伝子が叫んでる。「ダメだ勝てねぇキケンだ逃げろ」。とある町。ごくフツーのおばちゃん・カーシャさんの簡単な依頼を引き受けたリナ。だが、まさかそれが命にかかわる危険を招くことになろうとは!?温厚そうなカーシャの素顔が明かされ、ドラまたと畏れられたリナ=インバースの心を恐怖が駆け抜ける!そのときリナは、死を覚悟した-!?人間の生存本能に警鐘を鳴らす、衝撃の短編『ランナウェイ・ガール』ほか、3作を収録。書き下ろしは、とある宿場で次々と起きる怪事件に、リナが巻き込まれていく『戦慄!雨の人情宿場』。

感想・レビュー・書評

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  • 今回、一番のヒットは表題作ではなく『ランナウェイ・ガール』。

    フツーのおばちゃんに見えるけれど、実際はかなりの使い手・カーシャさんに家出した娘を連れ戻す手伝いをして欲しいと頼まれたのが事の発端。
    カーシャさんがどことなく故郷のねーちゃんに似ているのを本能で悟って、腰が引けているリナが面白い。
    残念ながら、カーシャさんの出番は1作だけだったんだよね~。また出て欲しい。

  • スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。

  • 『ランナウェイ・ガール』家出娘を連れ戻す依頼を受けたリナ(笑)家庭の事情が(笑)「動物とふれあう情操教育→眼力だけでヒグマを退散させる」「自然とふれあう→冬山10日間サバイバル」(笑)リナの姉ちゃんに似たお母さんって(笑) 『ミッション・ポシブル』あまりにもドジな諜報員(笑)囮にされたのにそれすらドジで(笑) 『セーブ・ザ・ブックス』魔道士協会の蔵書が汚される事件が(笑)マリーンの陰謀が(笑)すごい罠だな(笑)数の暴力(笑) 『戦慄!雨の人情宿場』今度はお父さんですか(笑)

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著者プロフィール

「第1回ファンタジア長編小説大賞」で準入選した「スレイヤーズ!」でデビュー。ほかに「ロスト・ユニバース」「クロスカディア」「アビスゲート」など著作多数

「2019年 『スレイヤーズ17 遥かなる帰路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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