君の居た昨日 僕の見る明日(1)―STARTING BELL― (富士見ファンタジア文庫)
- 富士見書房 (2004年8月20日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829116395
作品紹介・あらすじ
「…はぁ」盛大なため息をつきながら、長居優樹は通い慣れた道をのろのろと歩いていた。とにかく学校へは行きたくなかった。学校でなければどこでもいい。此処ではない何処かなら…。そう思った優樹の目の前に、古い校舎と女の子が現れた!「君みたいな人が来てくれるのをずっと待ってたの」「…あ、あのっ!?」いきなり女の子に抱きつかれ、慌てる優樹に彼女は言った。ここは鈴乃宮学園。世界の何処にも行けないところ。この学園で、私と学園生活を送りましょう-!!果たして此処は何処なのか。そしてこの少女は!?優しい嘘がちりばめられた永遠の学園で、今、始業のベルが鳴る。
感想・レビュー・書評
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片思いの幼なじみに失恋し、失意のどん底にあった主人公の長居優樹は、「此処ではない何処か」へ行きたいと望んでいた。そんなある通学途中、彼は突然鈴乃宮学園なる妖しげな世界に迷い込んでしまった。可愛らしい幽霊達との学園生活が今幕を上げる。
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「此処ではない何処か」へ行くことを望んでいた主人公優樹がある日「鈴乃宮学園」という異世界に迷い込む。失恋から逃れたいと思っていた優樹と同じようにいろいろな事情を抱えた女の子たちがそこにはいた。でも彼女たちは一人として「人間」ではなくて。かなり読みやすいです。
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