火の国、風の国物語4 暗中飛躍 (富士見ファンタジア文庫 し 1-1-4)
- 富士見書房 (2008年9月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829133323
作品紹介・あらすじ
「どうした、我が契約者よ。今ひとつ顔色が優れぬようだが」胸騒ぎを覚えたアレスの気持ちを見透かすようなパンドラの言葉。夜空には凶兆の証とされる、五望星の中央が血に染まったような赤き星が見えた-。そして、その凶兆はアレス暗殺という命を受けた王都、解放軍からの刺客によって現実のものに…。解放軍の知将ジェレイドが派兵する軍勢、そして王都からの暗殺者。策謀と武力が交錯し、レストニア領に帰還したアレスに息つく暇もなく襲いかかる。英雄は歴史の舞台からその姿を消すことになってしまうのか…。それとも自らの運命に打ち勝ち、真の英雄となることができるのか!蠢く闇の力がアレスに牙を剥く。
感想・レビュー・書評
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今回は改めてアレスの異常性が浮き彫りになる物語だったな。
今までも戦闘力は飛び抜けているとは思っていたが、こと「生存」に関しては異常だった。
しかも長年戦闘の中に身を置き続けているから、経験も半端ないな。その分、常識、生活、恋愛などの分野の知識が著しく欠けているのが玉に瑕だな。
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アレスの親友である近衛騎士ローランが意外な有名人だった事には驚いたな。今までの物語からすると武勇で名を成した様子ではないから、成り上がりとかかな?
反乱軍は着々と防衛準備を進めているな。このままでは玉砕だけど、どうなるかな。
新キャラ『フィリップ』は波乱を呼びそうなキャラだったな。
暗殺失敗は一部の指導者にものすごい衝撃を与えたんだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
既視感漂うストーリーだけどパンドラの存在が良く面白かった。
が、最後の展開はやり過ぎだろう。
アレス自身も対複数戦では機先を制する事が大事で、囲まれた場合は困難だと言っていたのに・・地道に作りあげた設定が大味になった。
Tueeものでこの手の批評は言ってはいけない事だが、これまで良かったのでついぼやいてしまう -
レオンの暗殺計画進行。
2つの思惑が1つになり主人公を襲います。
しかし、一番効果的なのはエロでした。
千人を4人で相手するのはやりすぎ。 -
シリーズ第4巻、新キャラも増えたりあの人がまた戻ってきたり、アレスの軍勢もだんだんとにぎやかになっていきますね。ジェレイドの軍勢も着々と準備を進めています。そんなわけでド派手な合戦のシーンはおあずけですが相変わらず読み応えは抜群。どうでもいいけどアレスくん人の顔覚えなさすぎだと思いました。人のこと言えんけど。
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アレスに次々と起こる暗殺の数々。パンドラがついているんだからそりゃ〜回避できるよね。少々興ざめ
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これでもか、というくらいアレスが狙われる。
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2008/09/20