火の国、風の国物語8 孤影落日 (富士見ファンタジア文庫 し 1-1-8)
- 富士見書房 (2009年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (457ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829134610
作品紹介・あらすじ
「…地獄に落ちることなんて、考える必要はなかったんだ」ダルム城砦をディレニア軍の手から奪還するため、出撃の準備を整えるジェレイドは自嘲し、四ヶ月前の出来事を思い出していた。ボルネリア領における反乱が真に終わったときのことを-。自ら民を率いて起こした反乱で犠牲となった者たち、そして託された想い。そのときに自分は知ってしまった-すべての民を救うことなど不可能だということを。ならば自分に付いてきてくれる者だけでも救えれば…。たとえそれが偽善や独善と呼ばれようとも。堕ちていく者が力を望み、天に向かって叫んだとき、脳裏に直接響く声が聞こえた…。急展開する物語の先に待つ未来とは-。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
物語が新たな段階へと歩みを進めたな。
中心は反乱軍がボルネリア侯爵を討ち果たし、ボルネリア領を統治するに至るまでの物語だったけど、エピローグで大きな変化が発生した。
アレスは実力的にはともかく、なんだかんだいっても依存していた存在がいなくなり、再起できるのかどうかが次巻以降の見所の1つだ。
フィリップはアレスと同じ力を手にした事で何をしでかすかが全くわからないな。ロクなことにならないと思う。
ジェレイドはフィリップという不確定な存在がどのような影響を与えるかな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了 4/18
ジェレイドのターン!
でも、アレスには衝撃の展開があったりして・・・・・・
アレスに起きた出来事の方が印象的かも。
アレスとミーアが2人で夜を共にする。
その裏でのミーアの思惑が女の子だな~と思ってしまう。
ミーア可愛いよw
終盤でアレスの身に起こる出来事は驚きです。 -
反乱軍の過去ストーリ。ジェレイドの非情ぶりが良い。
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8巻は戦いも一旦終息して今までの外伝みたいなものと思いながら読み進めてゆくと思いもかけず第七章でこういう結末になろうとは。。まさかパンドラとの契約が・・・!次回の巻がまた楽しみになってきた。
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最後の驚愕の展開は話として納得出来ても、アルスの心情の表現方法に不満が残る。
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2009/11/20
うーむ、半分以上が昔話、、もとい
反乱軍がどうやって大きくなったかの回想話がほとんど
メインのストーリーはあまりページをさけなかったせいか
少ないページで結構話が進み、次からどうなるんだ?と
期待させる終わり方。次巻は来年春らしい。