ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デザイア(2) 残影の妖都 (富士見ドラゴンブック 30-22)
- 富士見書房 (2010年6月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829145869
作品紹介・あらすじ
雨の五条大橋で朱香は一匹の子犬、そして一人の少年と出会う。時を同じくして、無差別にオーヴァードが殺傷される事件が起こる。その事件を追っていくうちに朱香たちの前に晒された衝撃の真実とは!?繋ぎかけた絆も、芽生えかけた友情も激化する戦いに飲み込まれてゆく。錯綜する欲望がもたらすものとは。物語はより深い闇への沈む-。PC全員が悪の組織に所属する異色のリプレイ、だからこそできるマスタリングとそれに応えるプレイヤーたちの力量が火花を散らす。新鋭が贈る第2弾、ここに登場。
感想・レビュー・書評
-
1巻に続き大変に面白い
お話の設定も仕掛けもリプレイとしても安定している
今巻では正義側もきっちりそれ単体で見たくなるほど魅力的に描かれて
さらに良い感じ
このデザイアを基幹にダブルクロスは広がっていってほしい
とまで出している側が評価できるのかどうかというと怪しい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごく面白くて、一気に読んでしまった!\(//∇//)\
加納正顕さんのマスタリングは本当に楽しい!(デイズも面白かったし)
朱香ちゃんとミユキちゃん可愛いし、九鬼おじさんめっちゃ渋くてかっこいいし、リーダーは段々と女の子2人を気にするようになって、親しみやすくなったし!
勢いで、次の巻も読んじゃうわ(^艸^) -
やばい、続きが気になる〜!><
-
前巻でその存在感を見せつけた朱香がさらに自分と見つめ合う。川で溺れている犬とと少年との出会いと交流。そして少年と「ブレイクエンド真田賢人との関係にさらに驚く。ラストの流れをみると次巻は、大きな決断を朱香に求めることになりそう
-
普通、正義の味方=主人公だよね?
そんな常識のようなものを覆す第二弾!
純粋に、まっすぐ欲望という願いに突き進んでいく……はずだった。
第一巻から人間的に成長している、感情豊かに迷っていく姿に感動です。 -
TRPGは「取り返せない失敗」を経験できるという意味で参加者自身も成長できるゲームだなぁと改めて思います。
リソースの管理というのがゲームの本質の一つですが、TRPGが他のテーブルゲームなどと違うのはキャラクター性によって生まれる「優先順位」とそれにまつわるしがらみに翻弄されることができるという点が大きいんじゃないでしょうか!(キリッ
などということを改めて感じた1冊です。
シナリオギミックも凝っていて、読者というよりGM的な視点で興味深かったです。