なりかわり: 大正艶異聞 華族家の秘めごと (ティアラ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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本棚登録 : 135
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829666258

作品紹介・あらすじ

華族家の当主と使用人-文子と正章の主従関係は、正章が伯爵家の血を引くと判明し逆転した。当主になりかわった彼はオスの本能に目覚め文子の身体を征服。「男」として生きてきた矜恃を汚すように、「女」としての官能を刻まれて…。絶望する文子に英国人青年の求婚が!駆け落ちする寸前、怪物じみた独占欲を剥き出しにした正章が現れ、文子を監禁。底知れぬ執着愛の果てとは!?

感想・レビュー・書評

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  • もっと丸木さんが読みたくてNL開拓。読んでビックリ、BLの非じゃないほどの凄まじい執着&ヤンデレ&ドM&犬畜生っぷりの正章が素敵過ぎる…!!!ヒロインに鞭で打たれて恍惚と失禁する正章、縛られたまま女に犯される正章…。このくらい官能的で狂ったのをBLでも書いて欲しいなあ。決してハッピーエンドではない素晴らしい闇堕ちでゾクゾクしました!笠井さんのイラストも美麗過ぎて実にお耽美です。

  • もう少し男装の麗人描写が多いと嬉しかったなぁ。女性に戻ってから又一度男装で何かしてみたり、とかそういうエピソードが欲しかった。男言葉をもっと最後までなおさないで、こう事件があった時にやっと、とか、そういう切り替わりとか。
    ちょっと残念。

    しかし、登場人物のどこか歪な内面はとても面白かったです。書いてて楽しいだろうなあ。文章もまさに時代にあった、エログロな退廃した感じで、かつ読みやすい。

    エログロバッドエンド、だけれど、こういう路線があってもいいんじゃないかなぁと丸木さんの話を読む度に思います。エログロは多いけれど、バッドエンドって、あまりないので(女性向けの小説ですと。ゲームなどなら幾つもルートが描けるから多いでしょうが)

  • ティアラが病気・第二弾!

  • 丸木先生の本に出会ってこちらも読んでみたけど、あれなんだかすごく面白い!

  • 執着はあるけど愛がもっとほしい。

  • 最後はまるでBADエンドのような終わり方で後味はあまり良くないです。けれどさすが文華さん!エロのシチュや内容は豊富でした(笑)

  • 再読 2014/10/21

  • ヒーローは庭師だし、ヒロインは黒髪+和服だし
    蝶毒のバッドのノベライズかと思った。
    男装の麗人もの好きじゃないけどぐいぐい読ませてくれた。
    ただこれティアラじゃなくソフィア向けじゃないかな。
    絵師の笠井あゆみさんという方、和物が映える画風な気がします。
    鏡、D、鈴

  • さすがは丸木センセイというドロッとしたお話で読みごたえ抜群でした。
    近代ものってやっぱりこういうのを私は求めているんだというのを、これでもかと詰め込んだ作品。
    ただ、最後のあれはあってもなくても私は好きだったなぁ…と。

  • しっとりねちねちいやらしいやつ。
    笠井あゆみさんのイラストも素晴らしい。
    男役がオラオラ系かとおもいきや、ヤンデレМ属性持ちだなんていいぞもっとやれ。

    最後、もしかしてこれハッピーエンドあるんちゃうか?ワンチャンあるでと思わせておいての安心のブンゲ先生クオリティ!
    めでたしかと思った?いつもの鬱エンドだよ!

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著者プロフィール

埼玉県出身。BL、乙女小説、ゲームシナリオを中心にジャンルを跨いで幅広く活動中。近刊は、『双囚 ふたりの姫は愛獄に堕とされる』 (KADOKAWAジュエル文庫) など。

「2021年 『フェロモン探偵 花嫁になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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