ひだまりが聴こえる (Canna Comics)

著者 :
  • フランス書院
4.23
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本棚登録 : 2076
感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829685617

感想・レビュー・書評

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  • ニアBLと表現するのが一番しっくりくるかな。
    作者さんの描くキャラと話の雰囲気がマッチしててステキでした。話も陳腐にならずとてもよかった。
    こういう雰囲気の作品を出される方は一般誌に行ってしまわれる事が多いのですが、これからも良質なBL作品を発表してほしいです。
    これからに期待。
    日常的な話でもよいから続編も見てみたい気がします。

  • キス止まりの恋人未満で終わったけど、後半はお互い意識しあってるし、パズルのピースのように代替の効かない相手と出逢ったかんじがじんわり染み入るお話でした。
    高校生のとき突然難聴になった主人公。学校生活の中で孤立していく過程や、救われていく過程が、丁寧でリアルに描かれていて…すごく良かった~。
    あからさまに悪者な野郎共はともかく、健常者でも、たわいない一言で相手を傷つけてしまう時もあるんだなと、気づかされる思いでした。
    ジャンルはやっぱりBLだと思う。そう読んでこその萌え。

  • 一般誌でもやっていけるストーリー。新人さんにしては展開に無理がなくて好きだな。絵はまだデッサンが怪しいところがあるけど、そんなに気にならないかな?

    障害者ネタは身内に居るので、あまり好きじゃないんだけど…みんなに分かって欲しいことが同じで、太一の言葉に涙が出そうになりました。聴覚障害も視覚障害も同じなんですよ。補聴器と眼鏡も同じ。だから特別じゃないんです。だからね、航平が太一を好きになっちゃうのは当然なんですよ!!普通に接してくれるって、身内でも簡単に出来ないことだから。
    普通にみたら全然BがLしてないけど、自分的には友情の延長じゃない立派なBLだとおもう。それに、太一が受な気がするし…まだまだ時間がかかると思うww

  • ラピュタみたいに空から女の子…ではなく、男の子が降ってきて男の子と友達以上・恋人未満になるはなし。ものすごくきゅんきゅんした。

    絵のタッチもふんわりしててすき。

    帯が半透明の紙で表紙とあっててよかった。あと、孤立気味な難聴の航平と自分が重ねあわせてた気がする。あまり友だちをつくることが出来ないけど、弁当でこんな笑顔をしてくれたらそりゃ落ちる…

  • 初コミックスの作家さん。若干絵のはバランスが気になるな…と思ったら、航平だけで太一は可愛かった(笑) 表紙の雰囲気そのままの、難聴が故に内向的な航平と真っ直ぐすぎる太一の、爽やかで「青春…」って噛み締めたくなる良い話でした。

    では何故★3つなのか?それは作者さんがあとがきでも『担当さんに言われた言葉』と触れてるけど、BがLしてないからですよ…( ・3・) とても素敵な良い話だし、全然、ぜんっっぜんエロとか似合わない二人なんだけどねっ! でもコレ、BLレーベルの本だしね…(涙) ほのぼのでもちょっとはLOVEを期待しちゃうよね…。
    いや、太一の胃袋を掴む方向にシフトチェンジした航平は可愛かったです、ハイヽ(●´ε`●)ノ ご飯美味しそうに食べる太一も可愛いしね。ちょっと離れた場所からコッソリ応援したくなる二人よね♪ラストでやっとBにLが追い付いた感が出てるので、この後の二人が猛烈に読みたいですよ!続編ないんですか!?

    でも本当に、これ一般誌で良かったんじゃない?って思ってしまう。というか、BL枠に留めるのが勿体ない良作では…(/´△`\)
    文乃さん!BLレーベルで描かれるなら、何卒もっとボーイズのラブを盛り込んだテイストで宜しくお願いします(土下座) 次作も楽しみに待ってます♪

  • めっちゃ良かった!たまたま買った本誌で1話分だけ読んですごい気になってた。心が浄化されるw これBLジャンルじゃなくて青年ジャンルとしてでも出せたんじゃないかな?
    エロは全くなし。てかない方がいい。あとがきの担当からの「どうかボーイズをラブさせてほしい」って言葉に確かにって思ったw精一杯のボーイズをラブさせたのがチューかな。最後の『たいち』って手話教えるシーンはたまらん

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著者プロフィール

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「2016年 『オリジナルボーイズラブアンソロジーCanna Vol.48』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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