- Amazon.co.jp ・マンガ (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829686188
作品紹介・あらすじ
大ヒットBL作『玉響』(大洋図書・刊)から約5年――
ゆき林檎の真骨頂となる
和ノスタルジックな最新作が登場!
身寄りのない少年・修一郎を助けたのは、
天狗のような青年だった……。
感想・レビュー・書評
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うーん、これは少女漫画ですね。ゆき林檎さん調べたら少女漫画も描いてる方でしたし…
個人的に少女漫画(やレディコミ等)ではないものを求めてBLを読んでるので「少女漫画っぽさ」全開な作品は苦手です。
あと時代設定を昭和28年にする必要あったか?というくらい清々しいまでにキャラの風貌や口調が現代的ですね。
この作者さん的には雰囲気がそれっぽければOKなんだろうなと感じました。
絵も基本的には綺麗なんですけど濡れ場になると途端に野暮ったくなるのは何故でしょう…
ここが一番「少女漫画っぽい」…というより「少女漫画家が一生懸命BL描いてるんだろうなぁ〜」という感想しか出てこなくてダメでした。
ゆき林檎さん過去にも何作かBL描いていて(未読です)ここまで垢抜けてないのはある意味凄い。
ネットのレビューでは割と評価高めですが先述した通り苦手なタイプの作風でした。
設定や雰囲気は決して嫌いではないのですが「もっとBL感がほしかった」の一言に尽きます。 -
心臓ギュってなるタイプの読み物。
相変わらず好みの絵を描かれる方です。
時代物で人外ものだけど、リアルな感情をなぞるから、息苦しいくらい切なくなるんだと思いましたマル -
最初から好きで、何度読んでも好き。
そもそも作家買いですが、ゆき林檎さん上手いですよね。
昭和28年。山奥のお話。
育ててくれた祖母が死に、修一郎は一人で生きていくため村を出た。しかし途中で倒れて気づいたときには山奥の一軒家。そこに住んでいるのは山伏の格好をした面を被った怪しい男、テン。
しかし内面は優しく、面倒見のいいテンと町で働きながら暮らし続けていた修一郎。
しかしテンは修一郎が昔からよく見る夢に出てくる男にそっくりだった。2人には前世からの因縁があり…
攻のテンの方が可愛いです。たまらなく。
色んな苦悩とかしながらも修一郎が可愛くて仕方ないテンが可愛い!!
感動というのとは少し違うかも知れないけど、切なさが込み上げてくる話。初回はちょっと泣いた。何度読んでもきゅうっとなる。ちょっとノスタルジックな時代背景もすごくいいと思う。
なんならこのままプラトニックでも全然ありな感じ。
魂が呼び合う二人って雰囲気が好き。