ブッダとサンガ〈初期仏教〉の原像 (法蔵館文庫)

著者 :
制作 : 丸井 浩(解説) 
  • 法蔵館
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784831826206

作品紹介・あらすじ

一人のブッダから多くの仏が生まれたのはなぜか。
サンガ(仏教教団)はどのように成立したのか。
仏・法・僧の三宝のうち、〈仏宝〉と〈僧宝〉に焦点を合わせ、ブッダ観の展開とサンガ成立の歴史を遡源。
また、従来の〈原始仏教〉の呼称を〈初期仏教〉と改称する正当性を諸方面より裏付ける。
時に西洋思想と比較しつつ、仏教の根本問題を論旨明快な叙述で解きほぐす、恰好のインド仏教史入門。

【本書の構成】
まえがき

I インド仏教史の時代区分とブッダ観

第一章 インド仏教史の三分割
第二章 〈原始仏教〉を〈初期仏教〉に
第三章 インド仏教史の時代区分とブッダ観の展開
第四章 ブッダと諸仏

II 初期仏教聖典について

第五章 「三蔵」「九分経・十二分経」について
第六章 「仏伝」について
第七章 仏教教団とその成立
第八章 パーリ『律蔵』「大品」を読む

初出一覧
解 説  丸井 浩

索 引

著者プロフィール

1923年静岡市生まれ。東京大学・ミュンヘン大学などに学び筑波大学・日本大学などで教授として勤める。現在、筑波大学名誉教授。文学博士。著書に『バウッダ』(中村元と共著、小学館)、『仏教入門』(岩波新書)、『世親』(講談社)、『初期仏教の思想』上・中・下(第三文明社)『龍樹・親鸞ノート』『大乗とは何か』『ブッダとサンガ』(法藏館)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「1985年 『比較思想研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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