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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833120937
作品紹介・あらすじ
バラエティーにとんだ文体が奏でる異色エッセー集。「毎日夫人」「西日本新聞」掲載の人気コラムも収録。
感想・レビュー・書評
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もっとも敬愛する同時代作家のひとり、のうちでも上位に位置する人。
「アサッテの人」の衝撃といったらなかったし、純文学作家としては理想的なキャリアのように思える。
1、弟。妹。父母。少年期。
2、名古屋ネタ。
3、政治的意見開陳。
好みとしては圧倒的に1.
私に弟はいないけれど、たとえば少年期「ドラえもん」で感じていたような胸の甘い痛みが描かれている。
追憶や憧憬。
お母上の影響と書かれているが、古い文化への嗜みも、この作家を形成する要素だ。
たとえば折島一平氏のような「じじむささ」も。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近の小説からは想像出来ない様な、リラックスしたエッセイ集。
レジの列の事から、政治的なものまで多彩。 -
「一夜漬け期末レポート」が良かった。
諏訪さんが教える大学の学生が
本も読まずに無理やり書いた「単位下さいレポート」。
内容は・・・。
〈この本の中には何か言うに言えない感じが有ると言う事だ。言葉を失った。嗚呼、しか出て来ない〉
諏訪氏は爆笑。私も爆笑。
諏訪氏、独特の世界観を満喫できる一冊。 -
914.6
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