議論の論理 オンデマンド版: 民主主義と議論

著者 :
  • 木鐸社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833290067

感想・レビュー・書評

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  • 実に役立つ情報が、これでもかと詰まっている。「論理的に考える」とはどういうことなのかが、余すところなく書かれていて、その明快さにときおり震える。

    古い本でソ連とか共産主義とかディスコとかが出て来て、その時代性にニヤリとできたりする。
    逆に言えば話題はとても古いのに今なおこれだけの価値を保っているということは、本書がいかに良書であるかを物語っているともいえるんだよね。

    論理的思考について知りたい人には必読の書。

  • 福澤一吉氏(『議論のレッスン』)推薦。
    トゥールミンの議論モデルを基礎にして、議論を論拠の種類を軸に類型化することを試みている。

    序論  理性的言論による議論が機能するための社会的条件
    第1章 古典的三段論法の理論の整理・概観と適用限界
    第2章 トゥールミン・モデルを基礎とした議論の類型化
    第3章 ソフィストにならないためのソフィストリー研究
    第4章 理論の応用による論争分析の例

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著者プロフィール

京都大学名誉教授

「2021年 『公共政策のためのモデリングとシミュレーションの基礎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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