- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833420181
感想・レビュー・書評
-
超サマリーの本。1ページ1格言のような構成で、エッセンスを簡単に読むことができる
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
忘れた頃にまた読もう
-
田端さんが大前健一「企業参謀」をお薦めしてたので図書館にあったこちらを読了。
事業のKFS(Key Factor for Success、成功のカギ)を見極めるというのは何にでも応用できるはず。 -
■テーマは、「自分の頭で答えを見つけ出す方法を身につけなさい」
・分析屋や評論家で終わるな。必ず答えを出す。
×降雨確率50%です。 ○社長、傘を持って行ってください。
・自分の目で見て、頭で考えて、具体的な提案を分かりやすい形で伝えろ。
・「論理的思考」と「本質を見極める分析力」と「分かりやすいプレゼンテーション」が必要。
・最終的なアウトプットは何?
・日本市場はジリ貧。必ず海外に目を向ける必要がある。
・アジア市場も多くの中間層が台頭している。
・英語ができないことは致命的である。
■問題から目を背けるな。
・このまま行けば会社は駄目になると分かっていながら、現在の地位に安住する。そして最後に後悔する。
・判断ミスの許容範囲が狭くなっている。
→事実に基づいた分析および判断が求められる。
→一部の特定職種の判断だけでなく、会社全体で判断していくことが必要
・新聞やネットからの断片的な情報を一時ストップする。
・「しょうがない」を「しょうがある」にする方法を考える。
◾︎問題はどうなっているか?事の本質を手にする方法
・設問は適切か?
・対処療法になってないか?
・その判断に人情はないか?
・問題点をアンケート、お声、ブレストなどで精査せよ。
・問題点を導き出しただけでは、解決できない。解決までのロードマップを示せ。
◾︎参謀は中期経営計画を立てよ。
1.実現可能な目標値を設定する。
〜絵に描いた餅は、永遠にそのままだ〜
2.「何の対策もしなければどうなるか」という基本ケースを考える。
3.原価低減改善ケースを想定
4.市場、販売改善ケースを想定
5.戦略的ギャップの算定
6.戦略的代替案を出す。
7.代替案を評価、選定
8.実行計画を立てる
◾︎成功のカギ=KFSを見つけよ
・生産技術
・原料確保
・設計、商品の質
・品揃え
・販売力=質×量
⇒KFSを知っただけではダメ。そこを徹底的に攻めることが必要。
◾︎考えることを楽しめ。 -
格言的に書いてあり、一ページずつかみしめて読む感じ
-
汗をかいて情報を収集し、分析、わかりやすい方法でトップマネジメントに報告する
what ifで考え、意思決定をする -
問題を解決し提言するのが参謀の仕事。
問題はパッケージでとらえ、分解していく必要がある。
また、KFSのとらえ方で企業の戦略が変化する。
このとらえ方を間違えると、企業の存続自体が危ぶまれる。
時代時代にKFSは変化し、それを自分の頭で整理していくことが重要。
※KFS(Key Factor for Success) -
読み飛ばさずにちゃんと読め!ってあたりから、KFS周りを読み直したら、面白かった。
一片的な情報ばかり集めて満足するのではなく、きちんと向き合い消化して考えられるようになるのが理想か。 -
読みやすく、発奮させられました。
経営者でなくとも、自分の人生の参謀にならねばなりません。スケジュール帳に「考えることを楽しみなさい!」(P182)をメモしました。日々楽しみたいと思います。
*[実践編]も読むつもりです。
【読了メモ】(150127 6:47) 大前研一『企業参謀ノート[入門編]』/プレジデント社/2012 Aug 5th -
実践編はまだ出ていないらしい。