かさじぞう

著者 :
  • 福音館書店
3.82
  • (51)
  • (55)
  • (74)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 948
感想 : 72
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (20ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000719

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2014.12 1-1

  • 赤羽末吉さんの絵が最高です。

  • 和紙の扱いが秀悦だよね…さすが赤羽さん
    雪は白いだけじゃないんだよね

    おじいさんが手拭いを被って帰らないところとか
    帰っていく「人」になっているところとか
    本によって違うようだけど
    これは、これでヨシ(^^)

    子どもにとっては、淡々と語られる昔ばなしのほうが
    入って行きやすいようですね
    そして、自分に置き換えて経験を増やしていくのは、いいよね

    ↓↓その他読んでいただいたのは
    ももたろう
    ねずみのすもう
    犬と猫とうろこだま

  • 基本的に貧乏な老夫婦からはじまるのが辛い感じ

  • 雪がもかもか。ええ夫婦や。

  • 「絵本をひらくと」で原画をみて、読みました。
    久しぶりに読むと、少ない色の中で、色が鮮やかにみえる絵でした。
    お正月のあり方も学べる内容だったのですね。

  • 知っている話しだけれど、しみじみとまた味わってしまった。絵も語りもステキ。

  • ホントは☆7こ!
    おじいさんが かさ を おじぞうさんにあげたところが
    やっさしくて、ぼくはうれしいきもちになった。

    おれいのプレゼント、よかったね!

  • 2013クリスマス 花、桃

  • 帰り道で雪が積もっているお地蔵さんを発見。
    1体ずつ雪を払うが、払っているうちに前のおじぞうさんにどんどん積もる。
    売れ残りで申し訳ないが、と5体に笠を被せる。
    最後の1体には足りなかったので自分の使い古しですまないが、とお地蔵さんに被せる。
    夜、お地蔵さんたちの掛け声が聞こえ、返事をする。
    戸口の前には米俵は正月の食べ物がある。

    一般的で分かりやすいかさじぞう。
    売れ残りで申し訳ない、自分の使い古しで申し訳ないと言うところにおじいさんの謙虚さがより顕れている。

    笠をおじぞうさんにあげてしまってもそれはいいことをしましたね、と言うおばあさんもよい心の持ち主だとしみじみ感じる。
    普通なら勝手に置いて来たら文句を言われそう…。

全72件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1916~1979年。現東京都文京区に生まれる。東京帝国大学国文科卒業。第二次世界大戦後、東京府立第三中学校に復職し、教師の傍ら雑誌に児童文学作品を投稿。後、平凡社勤務を経て、児童文学の創作、翻訳、評論の分野で活躍。1959年自宅に瀬田文庫を開き、毎週土曜日の午後に自宅を開放していた。代表的な作品『なんきょくへいったしろ』『あふりかのたいこ』など、再話『かさじぞう』『ふるやのもり』など、翻訳『指輪物語』のほかに『ホビットの冒険』『ナルニア国物語』などがある。

「2023年 『最新版 指輪物語7 追補編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

瀬田貞二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×