おへそがえる・ごん 1ぽんこつやまの ぽんたとこんたの巻 (福音館創作童話シリーズ)
- 福音館書店 (1986年10月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834000771
作品紹介・あらすじ
おしぼたんのようなおへそを押すと、口から雲を吐くふしぎなかえる、おへそがえる・ごん。友だちになった少年けんとともに、ぽんこつやまに向かうごんの前に、奇妙なおばけや巨大なたこがあらわれます。果たしてその正体は? 国際アンデルセン賞を受賞した、日本を代表する絵本画家・赤羽末吉が、ゆかいでスピード感のあるストーリーと、たしかな筆づかいの絵による描写とで、子どもたちに語りかける創作長編物語の第一巻。
感想・レビュー・書評
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文句なしの星5つ。もうもう、たまらない。表紙からひきつけられる。
愉快痛快、胸キュン。
「わしは かえるの ごん。 ここは、 ちょっと みせられない。」
この初めの2ページで心わしづかみ。
ボタンのようなおへそを持つ、おへそがえる・ごん。おへそのボタンを押すと口から雲が出る。
ある時、人間の男の子・けんと出会い、一緒にけんの父親探しの旅へ。しかし道中、不思議な化け物が現れ…。
墨絵の迫力とちょっと力ぬ抜けたゴンの感じが魅力。色はゴンの緑とおへその赤のみで後は白黒。なのに、生き生きしていて、とっても楽しい。
言葉も無駄なくリズミカル。西遊記を読んだ記憶が蘇るような、活弁士の小気味良さというか、つい声に出したくなる楽しい言葉たち。
絶版なので、ぜひ復刊を!
4.5歳から楽しめると思う。
大人も、楽しめそう。
ご高齢の方にもぜひ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
展開が予想外で面白かった。
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3歳10ヶ月図書館
マンガのような絵本。
「おれはおへそがえるごん。ここはちょっとみせられない」という導入部分で子ども心をぐっとつかんだ様子。くもがでるのもおもしろがって、何度も読みたがる。
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よかった
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すべてのページが愛おしい。かわいくてやさしい物語。全3巻。赤羽末吉の作品の中で一番好き。
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なんとも不思議な鳥獣戯画のような味わい深い絵本。赤羽さんにこんなユーモラスな一面もあるのね、と思わされた。
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おへそつまるとけむりがでない
みごとな画力 -
ナンセンスなお話に大笑いしました。
ことばが短いのがいいですねえ。 -
小さいころ大好きだったおへそがえる・ごん。
すごいヒーロー!
大人になってまた出会えるなんて嬉しい。
また読んでみよう。
大人っていいなぁ、自分で手に入れられるんだもん。 -
息子がゲラゲラ笑いながら読んでいた