おへそがえる・ごん 2おにのさんぞく やっつけろの巻 (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
4.13
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本棚登録 : 117
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000788

作品紹介・あらすじ

おへそを押すと、口から雲を吐くふしぎなかえる、おへそがえる・ごん。旅の途中、ごんは仲間の少年けんや正義の黒へびのどんとともに、山賊退治にのりだした。おそろしく強い、おにの山賊のかしらを相手に大暴れ! 国際アンデルセン賞を受賞した、日本を代表する絵本画家・赤羽末吉が、ゆかいでスピード感のあるストーリーと、たしかな筆づかいの絵による描写とで、子どもたちに語りかける創作長編物語の第二巻。

感想・レビュー・書評

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  • 鳥獣戯画調で大好き❤

  • 2013.11.18市立図書館
    赤羽末吉の創作したたのしいほら話、主人公は愛嬌ある姿のおへそのある(しかも押すと雲を吐くという)かえる、それが人間と蛇と旅をしていき鬼退治をするというおかしなお話。紙芝居か巻物のように場面が進んでいくのも長さをちっとも感じさせずたのしい。途中で危機一髪だったけれど、のんきに話は進んでいき、一瞬長新太かと思った。

  • 読めば読むほど好きになる、スルメ絵本。旅する登場人物はみんなイキイキとしているのに、時の流れはなんだかゆったりしていて力が抜ける~。ページ数は多いが3歳児玉も飽きずにラストまで見ていた。

    「おへそを押すと、口から雲を吐くふしぎなかえる、おへそがえる・ごん。旅の途中、ごんは仲間の少年けんや正義の黒へびのどんとともに、山賊退治にのりだした。おそろしく強い、おにの山賊のかしらを相手に大暴れ! 国際アンデルセン賞を受賞した、日本を代表する絵本画家・赤羽末吉が、ゆかいでスピード感のあるストーリーと、たしかな筆づかいの絵による描写とで、子どもたちに語りかける創作長編物語の第二巻。」

  • 良かった

  • おへそがえるごん、少年けん、へびのどんがすたこらすたこら。けんの父親探しの途中。
    ある村で山賊が悪さをしている。さあ、こらしめよう!…とお弁当をこっそりいただいちゃうのが愉快。1巻よりも仲間が増え、みんなで力と知恵を合わせて悪者をこらしめるのが楽しい。
    頭の鬼は迫力満点。ごんが風船になって飛ばされるのがなんとも切ないが、何故か不安や嫌な気持ちがしない。根底に楽しさやワクワクがある。
    後半は1巻で敵だったこんたとぽんたも加勢いして大暴れ。はみ出るほどの絵が印象的。
    あー、また読みたい。
    何も考えず楽しめる。子ども心を解放してくれるのびのびとした絵本。

  • どことなくのほほんとしていてみていて楽しいです。

  • かえるが主人公で言葉や様子が面白い。赤羽さんの絵が良いですね。

  • 今回も大笑いしました。

  • 小さいころ大好きだったおへそがえる・ごん。
    すごいヒーロー!
    大人になってまた出会えるなんて嬉しい。
    また読んでみよう。

  • 100ページまでじゃないよ

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著者プロフィール

赤羽末吉 1910年東京に生まれた。1959年、日本童画会展で茂田井賞受賞。1965年、『ももたろう』(福音館書店)、『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)、1968年、『スーホの白い馬』(福音館書店)で、それぞれサンケイ児童出版文化賞。1973年、講談社出版文化賞。1975年、小学館絵画賞と国際アンデルセン賞特別賞、またブルックリン美術館絵本賞。1980年、それまでの絵本の業績に対して、国際アンデルセン賞画家賞を受賞。1982年には、東ドイツのライプチッヒ国際図書デザイン展で教育大臣賞および金メダル賞受賞。1983年にはイギリスのダイヤモンド・パーソナリティ賞を受賞した。ほかに『つるにょうぼう』『したきりすずめ』(福音館書店)、『源平絵巻物語・全十巻』『絵本よもやま話』(偕成社)などがある。1990年没。

「2020年 『おへそがえる・ごんセット(3冊)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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