- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834001457
作品紹介・あらすじ
“あめです あめです いやなあめ”あたり一面水浸し。まりーちゃんはおばあちゃんを助けて、動物たちを山に避難させます。ストーブに火はないし、パンも水もありません。家の中で家族みんなで助けがくるのを待っています。そこへあひるのまでろんが、すいすい泳いで、助けの船を連れてきました!そのうちに雨はやんで、またおひさまがひかります。フランソワーズのほのぼのしたイラストと木島始さんの詩的な文章が、まりーちゃんの大雨の体験をやさしく描きます。1968年初版の名作です。
感想・レビュー・書評
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中古購入
アメリカの絵本
読み聞かせ4才から
小学校初級向き
シリーズもの
サイン本…なのか?
作者とは違う名前が書かれている(笑)
4才からってことになっているけど
うちの子らには長いかな
下の子は読み聞かせにだいぶ慣れたので
6才の今は平気だったけど
洪水という身近にはないお話だったので
少し集中力が切れていた
子ども的には洪水になった後が気になっている感じだった
でも洪水の時どうしたかがこの話の肝なので
期待通りにはいかなかったのだ
今思うと挿絵のかわいさから
おとぎ話のような展開を期待したのかも
でもわりと現実的なお話でした
動物がたくさん出てくるので興味はあって
どうぶつのなきごえはわたしがよむね
と自ら参加してきた
洪水については未体験なので
読みながら説明もしてみた
でもやっぱり百聞は一見にしかず
わかっているようでわかってないなぁ
そんな私も未体験なので
想像の域を出ないのだが
災害時には子どもも大人と同じく
準備をしたり後片付けをしたり
子どもにもすんなりとそれが受け入れられるといいな
大地震に備えて災害本を何冊か購入したが
上の子はなかなか読んでくれない
読みやすいようにイラストが多いものや
漫画形式のものでもだ
私の上をいく面倒臭がり屋で泣けてくる
下の子にはこの絵本で潜在意識に刻まれるかな
上の子にも読んでもらおうかな
みんなが期待してるようなレビューじゃなくてすみません詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんと1968年初版
大雨(災害)が舞台なのにのんびり牧歌調の
不思議な本。
日本人にはなかなかない感覚?と思ったら著者はフランスの方。 -
児童青少年の読書資料 26
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中根さんの、「小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」」に載っていた推薦図書の一冊。
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UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み再製本した、ユニバーサルデザイン絵本の貸出をしています。
・ 状況が「読みたい」になっている本は、貸し出しできます。
・「いま読んでる」になっている本は、貸し出し中です。
貸出方法については、ユニリーフのHP http://unileaf.org/ をご覧下さい。 -
実はすごい状況の本だけど
なぜかのんびりしていていいのよね~ -
大雨が古と学校へ行けないのでまりーちゃんは大雨が嫌い。
大雨でまりーちゃんの家のあたりは水没してしまう。
家畜を山へ上げたり、家の1階が浸水してしまったので2階へ避難する。
食べ物もないのでどうしようと思っているところで町から救助の人が来てみんな助かる。
雨が上がったあとの家の中は泥で汚れているので一生懸命掃除をする。
いつまでもお日さまが元気だといいな。
雨が嫌いというのは子どもにはよくあることだ、と思っていたら雨の正体は洪水だった。
かわいい絵に反して恐ろしい自然現象の話だった。
とんまの豚とか言い回しの古い言葉が多かったので気になったけれど、初出は1968年と古かった。
あひるの名前がまでろん、ひつじの名前がぱたぽんとかわいい。 -
大雨で学校へ行けないまりーちゃん。
雨はますます激しくなり、小川の水が家にも押し寄せます。
動物達は山へ、人間は家の2階へ避難して助けがくるのを待っています。
あひるのまでろんだけが喜んでいますが、助けを呼びに行ってくれて一安心。
みんな舟に乗せてもらい無事村へ避難します。
そして雨がやみ・・・水がひくと子ども達は困っている人たちの家の後片付けを手伝います。
大雨の暗い場面と洪水後のきらきら輝いたお天気のコントラストがとてもよくて気分もすっきり。