ヤンメイズとりゅう (世界傑作絵本シリーズ―中国の昔話)

  • 福音館書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834002454

感想・レビュー・書評

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  • 中国の昔話

    赤い服をいつも着ている女の子がいました。
    名前はシャオホンメイ(赤い服の娘)
    お母さんと2人暮らしでしたが、ある日竜にさらわれてしまいます。
    シャオホンメイはお母さんに
    「私を助け出せるのは弟だけ」と叫びました。

    お母さんは子どもはシャオホンメイしかいないのにと嘆き悲しみましたが、帰り道真っ赤なヤマモモの実を食べると幾日かして赤い顔の男の子を産みました。
    ヤンメイズ(ヤマモモの子)と名付けました。

    大きくなったヤンメイズはお姉さんを助けに旅に出ます。

    旅の途中でヤンメイズは吹き鳴らした音を聴くと躍らずにいられない黄金の笙を手に入れました。
    さあ、どうやってお姉さんを取り戻すのでしょうか。

    〇絵が力強く、画面から飛び出してきそう
    〇ヤマモモたろうだね!やっつけ方が全く違うけど
    〇竜のやっつけ方、ネエサン容赦ないな!欠片も残さず利用するのは、さすがですわ。

  • 中国の昔話。竜にさらわれた姉さんを弟が助けるお話。絵もよくて、冒険昔話にわくわくする子ども達に読んであげたい。

  • 中国の昔話

  • 昔々、山の中のある村に母と娘が暮らしており、娘はいつも赤い服を着て、シャオホンメイと呼ばれていました。ある日、シャオホンメイがおそろしい竜にさらわれてしまいました。彼女を助けだせるのは弟のヤンメイズだけ…。

  • 図書館で借りてきた本。
    中国の昔話のようですが、日本の昔話にもありそうな話だと思う。

  • 7分50秒☆

  • 福音館書店/1994・6・25
    中国の昔話
    再話:松居 直   関野 喜久子
     絵:譚 小勇(タン・シャオヨン)

    ・やまももを食べて弟が生まれた。
    ・シャオホンメイ(赤い服の娘)
     ヤンメイズ(やまももの子)

  • 読み聞かせ10分
    絵の遠目がきく。

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著者プロフィール

松居 直(まつい・ただし):1926-2022年。京都生まれ。同志社大学卒業とともに福音館書店に入社。絵本の出版・編集に従事し、1956年に「こどものとも」を創刊。石井桃子、瀬田貞二、松岡享子などと交流を深めるとともに、加古里子、赤羽末吉、堀内誠一、長新太、瀬川康男、安野光雅、中川李枝子ら多くの絵本作家を発掘。『おおきなかぶ』『ぐりとぐら』『だるまちゃんとてんぐちゃん』など、今なお愛される絵本が生まれた。自身も絵本の文や再話を手がけ、海外の優れた絵本も紹介。日本の絵本文化の発展に大きく貢献した。1993年出版界で初めてモービル児童文化賞を受賞。1996年日本児童文芸家協会より「児童文化功労者」の表彰を受ける。著書に『私のことば体験』(福音館書店)、『絵本は心のへその緒』(ブックスタート)、『松居直のすすめる50の絵本』(教文館)など多数。

「2023年 『絵本とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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