おしゃべりなたまごやき (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 2144
感想 : 150
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834003789

作品紹介・あらすじ

たまご焼きが大すきな王さまのユーモラスなお話。絵本作家長新太の原点となった作品です。

感想・レビュー・書評

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  • のどかな王国の、子どもか!とツッコみたくなるいかにも凡人な王さまが可愛い! 

  • ありがちな、王様の失敗談
    冒頭の、あいさつの話が、リズムも良くてお気に入り

  • 子供が保育園で読んでもらった本。
    私は初めて読んだけど、ユーモアがあって面白かった。
    絵が長新太さんだったのか!

  • ストーリーと絵が最高!ボナールのような色彩、絵の余白のバランスが良い。

    たぶん、長新太さんの絵でなかったら、同じストーリーでも違った印象を持っただろう。2.5頭身?の丸々とした王さまだから、コミカルさが良いスパイスになっている。でなければ、とんだ嘘つきで周りに迷惑をかけている王さまだ。

    私の好きな場面は、ニワトリが列をなして、王さまを追いかけているところ。王さまはしっかりと鍵を持ち、目は(×_×)になり逃げている。王さまは逃げているが、ニワトリ達は「狭くて、ぎゅうぎゅう詰めの小屋から出してくれた」優しい王さまを好きになり追いかけたのでは‥と勝手に想像を膨らませてみた。

    最後、目玉焼きの黄身から声が出てくるオチも良い。「黙っていろ」と言われると、どうしても言いたくなる人間(鶏?)の性を表現しているのか‥とまた勝手に想像をした。

  • 子どものころ好きだったお話。
    長新太さんの絵がいい。鳥小屋にぎゅうぎゅう詰めのにわとりの絵が好き。外に出られてにわとりも嬉しかっただろう。
    王さまの口調は威張っているし、りっぱなおひげも生えているけど、中身は子どもなのがいい。
    ラッパの音は大人になっても覚えている。

  • あ、うん!
    いい絵本です!!

    長新太先生はこのような絵もかけるのですね!!

  • 王様が遊んでいるとにわとり小屋にぎゅうぎゅう詰めにされた鶏

  • 4-8340-0378-7 c8795P880E

    おしゃべりなたまごやき

    作:寺村輝夫(てらむら てるお)
    画:長新太(ちょう しんた)


    発行所:福音館書店

  • 鶏小屋のドアを勝手に開けてしまい、鶏が逃げ出してみんなに迷惑をかけてしまったので、自分がやったと言い出せなくなり黙っておこうとする王様の話。

    ダメなことをする人が出てくる話を読んでると「ダメでしょねぇ」と突っ込んでくれる。
    でもあまり好みではなかったみたいで、「1回読んだからもういい」と言われてしまった。

    王様が言ったことが鶏の卵の中に閉じ込められてた、という展開がすごいですね。

  • 懐かしい。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。戦後、早稲田大学に入学、早大童話会に入り坪田譲治氏の元で童話を書き始める。1956年以後王さまを主人公とした作品をライフワークとして書き続け人気を博す。作家の他、児童図書の編集、大学での児童文学や幼児教育の指導、地域の図書館創設や文庫活動、毎年のアフリカ旅行等、活動は多岐にわたった。2006年没。

「2022年 『ぼくは王さまおしごとコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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