語りつぐ人びと・アフリカの民話 (福音館文庫 昔話)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834006414

作品紹介・あらすじ

本書は37編の民話により、多様な文化を持つアフリカ大陸の、七つの部族の民話を紹介します。さらに、語り手のエッセイや採集した人のアフリカでの体験談により、民話の語りつがれていく場の息吹までも伝える、ユニークな民話集です。 読者は次々と語られる物語に胸を躍らせながら、さらに、語られている場所に身をおいて、そこに吹く風を感じるような希有な体験をすることでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 「多様な文化を持つアフリカ大陸、7つの部族の民話

    2人の仲のよい少年は、牛を放牧することが日課ですが、暗くなるまで遊んでしまい、牛を集めるのにひと苦労していました。そしていつも、牛の群れのあとから1頭のハイエナがついてきます。父親がいないひとりの少年は、しつこいハイエナに槍を投げつけますが……。アフリカの多様な文化を伝える37編の民話とともに、その語り手や採集者のエッセイや体験により、民話の語りつがれていく場の息吹まで伝えるユニークな民話集です。」
    (福音館HPより)

  •  アフリカならではのストーリー!

  • 読書の秋2013 語り部 ラワン・イスフによる創作民話
    11月16日(土) 16 :00~17:30
    物語…、それは赤ずきん、リトル・マーメイド、シンデレラにもあるように、一般的に文字で語り継がれていくものと思われていますが、アフリカでは、歌を伴った口承文芸です。ニジェールの語り部、ラワン・イスフが、再びみなさんをアフリカ民話の世界にお招きします。リズムと笑いに満ちた物語は、ユーモアと魔術が混ざり合う世界です。

    アンスティチュ・フランセ関西―大阪
    入場無料、フランス語(日本語訳は最後にお配りします)
    アンスティチュ・フランセ関西―大阪
    大阪 大阪市北区天神橋2-2-11  阪急産業南森町ビル9階
    06-6358-7391
    http://www.institutfrancais.jp/kansai/events-manager/語り部ラワン・イスフによる創作民話/

    福音館書店のPR
    「アフリカの多様な文化を伝える37編の民話とともに、その語り手や採集者のエッセイで、語りつがれる状況を伝えるユニークな民話集。」

  • 「太陽と月」所収

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著者プロフィール

1942年、京都市生まれ。京都大学文学部卒業。1968年から毎年数カ月、北部カメルーンのマルアに住み込み、フルベ族の口承文芸を研究。国立民族学博物館教授。2002年から毎週土曜日、国立民族学博物館においてワークショップ「西アフリカ おはなし村」を開催、村長をつとめる。退官後、2008年急逝。

主な著書
『北部カメルーン・フルベ族の民間説話集 巻Ⅰ~Ⅴ』(京都・松香堂)、『フルベ族とわたし』(NHKジュニア・ブック)、『きのどくなハイエナ』(小峰書店)、『西アフリカ おはなし村』(梨の木舎)など

「2009年 『ぼくの村、カメルーン・フルベ族の人びと「ひとつよろしく」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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