わたし (かがくのとも絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008470

感想・レビュー・書評

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  • 色んな人から見た私。
    立場?呼び方とでもいうのかな。
    つまんなかったかなと思ったら、面白かった!と予想外の反応でした。

  •  自分自身を複眼的に見る見方を,それとなく教えてくれる絵本。
     誰から見るのかによって,「わたし」の見え方は変わる。
     一人しかいないはずの「わたし」は,相手によって,妹だったり,子どもだったり,孫だったりする。そして,たしかに,その相手によって自分の行動(言葉づかいも)が変わることも知っている。そういうことを再認識させてくれる本だと思います。
     紹介してくれた方は,この本を「人権週間」の授業で子どもたちに読んであげたそうです。いいね。

  • 印象的な表紙であることと、著者が谷川俊太郎さんであることから、ずっと気になっていたので、図書館で借りた

    「わたし / おとこのこから みると おんなのこ」、色色な「わたし」の絵本
    それぞれの関係性により、立場も役割も異なってくるというのは、当たり前のことなのに見逃しがちだ
    すべての「わたし」を統一しなければならない、と思ってもんもんとしていた、過去の私によませてあげたい絵本だ
    新たな「わたし」と「あなた」を発見できるだろう
    印象的だと思っていた絵は、長新太さんのもので、中身もかわいかった

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「過去の私によませてあげたい絵本だ」
      或る意味、小さな子に「哲学」させる絵本であり、人と人(だけじゃないけど)の繋がりを理解させる素晴しい作...
      「過去の私によませてあげたい絵本だ」
      或る意味、小さな子に「哲学」させる絵本であり、人と人(だけじゃないけど)の繋がりを理解させる素晴しい作品です。。。
      2013/08/07
    • Eさん
      哲学と言うと、かたいイメージですが、子どもの頃から触れておくと、頭がやわらかいままで捉えられるから、いいかもしれませんね
      哲学と言うと、かたいイメージですが、子どもの頃から触れておくと、頭がやわらかいままで捉えられるから、いいかもしれませんね
      2013/08/08
  • 絵本セラピーで使う。
    最初の哲学絵本、の煽り文句。そうなの?
    大人の方が考えさせられるかも、の本。

  • 私は、娘であり姉であり姪であり生徒であり…相手によって様々な立場になりうるけれど、私は私。いわゆる文学的な作品ではないんだけど、自分を客観視するという視点を子供に教えてくれそうな気がした。

  • わたしのいろんな顔。客観的に見るとこんなにも多彩。自分から見る自分は自分だけなのに。でもたくさんの顔があっていい。そう思ったらラクになるかも知れない。

  • 人はついつい「人からこう見られたい」という理想像(願望)に取り憑かれ、他者からの見え方ばかりに気を取られてしまう。そして一喜一憂する。

    しかし、たとえば10人が自分を見たときに思うことはきっと10通り、いやそれ以上にある。
    男の子から見たわたし、先生からみたわたし、宇宙人から見たわたし、知らない人から見たわたし……
    みんなそれぞれきっと違うはず。

    だから、気にすることなんてない。
    いろんな自分を受け止めながら、なりたい自分に向かって進んでいけばいい。

  • 誰でもない、わたし。
    誰かから見ても、わたし。
    わたしらしく、楽しく、いきいきと。
    もっと幼いころに読んでおくんだった。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「誰かから見ても、わたし」
      一人だけど色々なわたしが居る。
      谷川俊太郎の目の付け所は面白いですね。
      「誰かから見ても、わたし」
      一人だけど色々なわたしが居る。
      谷川俊太郎の目の付け所は面白いですね。
      2012/08/27
  • イチオシ絵本‼️

  • K
    六歳二か月

    Y
    三歳十か月

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』等がある。

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